平素に在り

2007年04月24日(火) 格差社会2

会社に行っていないので、息子の家庭教師
なんかもやってます。中学受験に関する雑誌なんかも
読んでみた。

今年の春合格の難関有名私立中学校の父親の平均年収
は1231万!。
自分は休職を繰り返す身なので、年収はかなり低い。
ので、二人の子供を私立中学へ入れるとなると、
生活はかなり厳しくなる。一戸建て購入などは夢の夢。

金持ちの頭のいい親から生まれた子は、良い学校に
入れて、良い先生から良い教育を受け、学生生活
からの人脈もそれなりのものとなる。
そうでない家庭はその逆となり、格差が固定される。

また、勝組のπは少なくなっており、勝者でいるためには
私生活(家族・友人・地域コミュニティ・趣味)の犠牲が
大きい。

となるとこのニューエコノミーの中で本当に幸せになるのは
誰なのだろう? というのが「勝者の代償」と言う本の
中身でした。(著者は、クリントン政権時の労働長官で
家族との時間を取り戻すため、突然辞任したお方)

私たちは消費者として、かつて無いほどの便利さと選択肢
を獲得しているが、それは低賃金単純労働者にささえられ
ている。もっと早く、安くを追求した結果だ。

だが私たちは同時に生産者であり多くが労働者でもあるのだ。

企業業績が伸びても賃金が上がることはもうない。
一部の本当に才能と運のあるものだけが多くの富を手にする。

と、考えても仕方ないので、とりあえず2つのことを
はじめようかと思います。それについては後日。


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