非日常的日常
nao



 できるだけ

帰省しようと思う。

母には「子供はいずれ結婚したり、独立するものなんだから」と送り出されたけど、そのあいだの貴重な時間を逃してしまった後悔は大きい。

でも何ができただろう、あの状況で。

息子の優しさ、娘の天然な明るさに、救われてはいるものの、家族として共有した楽しい時間は戻らない。


冷静に考えてみても、今の段階で戻ることはできないし、故郷の役所の対応に絶望しているので戻りたくない。



医療にも市政にも・・・。

つなぎとめているのは、我が子二人と母だけ。


お金を貯めて、二ヶ月前に予約したら安く帰省できる。
今だけの子供たちを、少しでも見ていたい。



2012年09月11日(火)
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