理由は十分かな?


まずは、自分がどうしたいのか。
あたしは一体なにを望んでそうしたいのか。

それを考えなくちゃ。



戻りたい?・・・違う、そうじゃない。

・・・やり直したい。

そう、もう一度ちゃんと向き合ってみたい。



あたしが彼になにをしたのか、それを忘れたわけじゃない。

あのときの言い訳をしたいわけでも、
あの頃の自分の気持ちをわかってもらいたいわけでもない。






ただ、やっぱり気持ちは消えてくれない。






自分で投げ出したくせに、やっぱり気になって仕方がないの。

元気にしてるのかな、辛いことはないかな。
またひとりぼっちになってないかな、そんなことおもって。


一緒にいた短い間に、ちぃは自分自身のことを改めて知りました。
ちぃの根底にあった闇も奥底の真っ黒い部分も。
嫌というほどまざまざと見せつけさせられたように。

いっぱい時間経っちゃったけど、すごい時間かかっちゃったけど、
いろんないろんなこと、本当の意味でわかったことたくさんあるよ。


もぉ、最初に出逢った頃のちぃではないけど、
あの頃よりちゃんと、彼を愛することができるちぃになれた。


彼の気持ちが未だにちぃにあるかもしれない、
なんて、そんなドラマみたいなことは微塵もおもえない。
現実はもっともっとシビアだもの。
そんなことはもぉ夢ですら見れなくなった。
浮かんでくるイメージはいつだってマイナスだよ。

でも、それでもやっぱりね、好きだったんだ。


彼の幸せの邪魔をするつもりは今でもないの。
だから拒否されたら、それをそのまま受け入れるしかないよね。

ただ、“自分の気持ちに人の気持ちは関係ないでしょ”
なんてまだ。そうおもってくれる余裕があるのなら、ぃぃのかな。

多少のバランスなら、ひとりだってとれる。

傷つけた分わかったことも多いよ。
彼の気持ちもちぃの涙も無駄になんかしない。



出逢ったこと、無駄にはしないよ。したくなんかないよ。




後悔しないように進みたい。
だってまだ、どうしても好きみたいなの。

理由はこれだけで、十分だよね?
2006年11月20日(月)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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