測定不可能。


ふいに笑ったときのその笑い方が

彼、と、同じ笑い方だったんだ

どうして記憶だけはこんなにも鮮明に蘇るんだろう



逢いたくて逢いたくて堪らなくて



どうしたらぃぃの

またこんな気持ちになるなんて思いもしなかった


逢って話しをしたい

それで名前を呼んで触りたい


もしそんなこと言ったら

冷ややかな態度で返されちゃうのかもしれないね

あの大雨の夜から

22回目のお誕生日のあの真夜中から

あたしへの気持ちはゼロよりもっと下にあったんだろうから


憎まれているんだろうって

そうおもってた


本当のところどうなのかは知らないけど

でもあの頃あたしがそうおもってたのはたぶん

彼を責める気持ちがあったからなんじゃないかって

今ならおもう



最初は、どのくらい好きだった?


最期は、どのくらい好きだった?



いつまで好きでいてくれてたんだろう、わかんない


ねぇ

気持ちは積み重ねるものだっていうのならば

ぜんぶ壊れてもいちばん下からはじめなおすこともできるはずね

それならもう一度、できるなら

お願いだから

もう二度と間違えたりしないって誓うから


今、

あたし逢いたくて仕方ないよ

2006年11月13日(月)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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