いまのきもち。


何度も何度も言ってるくせに、未だに変化ナシなので
あんまり大声で言いたくはないんだけれど。

でもね、今回こそは、って思うんだ。
今度こそは、って思えるんだ。
無理なんてしてなくて、すごく落ち着いていられる。

人の少なくなった山手線に揺られながら、
となりでご機嫌にお喋りしてた姫に言ったのね。

「あたし、もう平気な気がするんだ」って。

だって。
気が付かないうちに、彼はすごく遠くにいて。
もうあたしになんて目もくれないくらい。
あの頃より、もっともとっと遥かを見据えていたんだ。
そう思ったらね、あたし。

1年とちょっとぶりに、彼のすぐそばにいてわかったこと。

あんな近くにいるのに目すら合わないの。おかしいくらい。
ただ、ときどき横目であたしを見てるだけ。
あんなに優しく笑ってくれてたのに、もうカケラもない。


嫌われちゃったら、なんの意味もないし。


もうね、もう大丈夫な気がするんだ。
やっと彼が「しあわせ」って言うの聞けたしね。
彼はひとりじゃない。あの頃の弱かった彼じゃない。
だから、あたし。

真面目に話すあたしを茶化すみたいに、姫はすぐ話しそらして。
あたしが「ちゃんと聞いてよ!」ってちょっと怒ったら、
なんて言ったと思う?姫。


「でもね、ちぃにゃんには、ずっと、
 ずっとあの人のこと好きでいてほしいんだもん」


って悲しそうに。
もー勝手すぎて笑っちゃった。
自分だけ幸せになっといてよく言うよー!って(笑。

あのね、あたしもそうだったんだよ。
あの人のこと、ずっと好きでいるあたしでいたかったんだ。

だけど、それももう終わり。
好きになってもらうどころか、嫌われちゃったかも。
それでも後悔はまったくないよ。
どうしても彼に知っていてほしかったから。


もしあの人が消えてしまっても、
あたしは彼と同じところにはもう行けない。


それが今の素直な気持ち。
だから、きっと、そういうことなんだ。悲しくても。
2005年01月20日(木)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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