どんぐり1号のときどき日記
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2005年05月08日(日) 小さな遊園地

 子どんぐりの要望で、ベニーランドなる地元の遊園地へ行く(ネットで詳細は判るが、いちいち音楽が鳴るのはちょっと…)。
 実は幼稚園くらいの時に一度行っているのだが、あまり記憶に残っていないようで、規模も過大評価しているふしがある。という訳で、現実と直視させるべく、愛宕橋の方から登って行ったのであった(実はこのルートから登るのは、初めてだったりする)。
 ジェットコースターや観覧車などに乗り、アーチェリーをやったりで、なんだかんだと2,000円分の乗り物券はあっという間に消えてしまう。とは言っても、2時間もすれば一通り制覇してしまう程度の規模なので、彼にはちょうど良かったのかもしれない。
 日曜の割には意外と空いており、多分連休最後という事で皆休んでいるのだろう。

 退散したのが少し早かったので、駅ビル内を歩き回る。
 この時、ちょうど撮り終わったフィルムを現像に出したのだが、出来上がった写真を見ると、私のイメージする写真とは程遠い色彩である。
 安く現像できるネガ・フィルムの最大の問題は、現像する人の技術の差、機械の設定で、まったく違う写真に仕上がる事だ。やはりここまで自分の好みと違う感じに上がってしまうと、一眼レフのデジカメを買った方が良さそうな気がする。まともに撮っていれば、少なくとも自分の好みと大幅に違う仕上がりにはならないものなのだ。フィルムの現像は、ある程度信頼できる店を見つけられないと、悲惨なのである。
 ただしこの場合の信頼できるという意味は、常に仕上がりのパラメーターが一定の店という意味であり、絶対にきれいだという意味とは違う。仕上がりが常に一定なら、あとはこちらで注文をつけられるし、自分のPCに取り込んで加工するのも、比較的楽なのである。
 そういう意味でデジタル・カメラというものは、極めてポジ・フィルム的な性格なのだと言えるのではないだろうか。

 現像を待つ間、本屋に寄っていたのだが、ここで吾妻ひでおの「失踪日記」を買う。
 絵柄については、全盛期と極端に違わず一安心であった。内容もすべて実話という事で、本来なら悲惨な話になりかねないのだが、実にうまく笑いに昇華している。この辺は昔取った杵柄だろうか。だが笑いという見せ方をしていても、やはりアル中治療は壮絶だ。
 しかしラストが「あと2ヶ月かァ…」で終わっていたのだが、カバーの著者略歴を見たら最後に「入院後半のエピソードは続編にて」と書いてある。つまり続きが出るのは当初から決まっていた事だった訳である。まあいいか。

 夕方、KCから電話が来ていろいろ話す。仕事に関してはお互い似たような状況ではある。そして仕事以外でもいくつかペンディングがあるが、まあとりあえず動いてみるしかないという状況か。
 夜は夜でいわさきさんからも電話が来て、チャウコンをどうするかという話も出る。本当は6月にやりたいところだが、私の日程がはっきりしないので、多分秋という事になるだろう。でも早くやりたいなぁ。

 さて、今回携帯電話を購入した時の値段は1台1,980円だったのだが、今日どんぐり2号がヨドバシで確認したところによると1台で14,000円だったとの事で、最新型というのはあながちウソではなかったという訳だ。ちょっとだけ得した気分になる小市民なのであった。

 そして帰宅してから食欲のない子どんぐりであった。体力のない奴だ。


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