Chokofuku Diary 
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2002年03月20日(水) |
百福、こゆじ、病院へ |
今日は百福のあらゆる体調不良の原因をはっきりさせたくて 今お世話になっている先生とは別の 札幌にたった一つの小鳥専門病院に行ってみた。 最近開業されたらしいので頼もしい存在だ。 家から遠いのが難点だけど、今日は友達のさぶちゃんが協力してくれて 連れていってくれたのでとても助かった。。。
昨日、いつもの先生からポリオーマウイルスに感染しているかも・・・ というお話があったがどこでもできる検査ではないようなので 小鳥専門病院に問い合わせたところ、柏のバードハウスに検査部門が設立されたということで、検体をそちらに送り検査してもらうことができるということだったので早速いってみた。 こゆじは元気だけど百福と同居していたので感染の可能性があるため 一緒に連れて行った。
百福 羽毛異常の症状からいってPBFD(サーコウイルス感染症)かBFD(ポリオーマウイルス感染症−セキセイインコの幼鳥症)に感染している可能性が高いと診断され、つばさの大きな羽としっぽの小さめの羽を抜いて検体として調べてもらうことになった。 どちらも死亡率の高い恐ろしい病気だ・・・ 感染経路は不明。でもちょっちゃんは羽毛異常がないのでちょっちゃんから感染したということはないのかもしれない。 糞便検査では常在菌のカンジタという真菌が免疫力の低下によって発症していて その治療もすることに。 PBFD・BFDの検査結果は7日〜10日で出るとのこと。 クスリはビタミン剤・抗カビ剤・抗生剤・強肝剤・免疫増強剤を混ぜたものを 1日2回、1回2滴投与する。 1週間後に再度通院。体重27g。
こゆじ こゆじは今のところ元気で糞便検査も異常がないのでPBFD・BFDの検査は見送った。胸筋も発達していて元気だが、胸に少し脂肪がつき始めたので脂肪分のとりすぎに注意していこうと思う。体重34g。
百福がもしも感染しているとなると、隔離が必要だけど、先生のお話では同じ部屋で飼っても必ずしも感染するとは限らず、(もちろん感染の可能性もあるが)百福とこゆじはとても仲が良くてそのことが2羽の元気のもとでもあるので 間違った選択かもしれないけど、隣同士の籠でお話できる状態のままにしたいと思う。
ちょっちゃん 今日は午後病院に行ったので、ちょっちゃんは一人でお留守番。 食欲もまぁまぁで、りんご、小松菜を食べた。 時々外に出たがり、出ると元気にとことこ歩いていたけど、昨夜からの痙攣が今も続いている。 幼鳥のときからずっとお世話になっている先生のおかげでちょっちゃんは危機を何度も乗り越えてきているので、これからもその先生にお世話にるべきか、 今日お世話になった、小鳥専門の病院に変えるべきか今すごく悩んでいる・・・ 少し痙攣がおさまり、調子の良い日に新しい病院で1度診察してもらおうか、とも思っている。
※PBFD・BFDという病気について (さっぽろ小鳥のクリニックさんのHPより抜粋しました) PBFD(オウム類の嘴-羽毛病):サーコウイルスの感染による、致死性の疾患。白色オウムをはじめ、セキセイインコを含めた多種のオウム目の鳥で報告されている。特徴的な変化は羽毛の変性、脱落で、ヒナ鳥ではこのような変化を示さず免疫抑制の状態になることがある。ウイルス感染後の潜伏期間は数ヶ月から数年で、発病後の生存期間は、多くの場合、一年以内といわれている。
BFD(セキセイインコの幼鳥症):ポリオーマウイルスの感染による。15日齢以下のヒナ鳥では100%の致死率で、それ以上の年齢になると死亡率は下がるが、他のオウム類・フィンチ類を含め、突然死を引き起こす。BFD感染で生き残ったセキセイインコは一般に“フレンチモルト”といわれる、異常羽毛を示すようになる(PBFD類似の症状)。このような鳥や、不顕性感染の鳥が、ウイルスのキャリアーになっている。ウイルス感染後の潜伏期間はおおよそ2週間。
これらのウィルスに百福が感染していないことを検査結果が出るまで祈りたい。
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