2005年03月16日(水) |
チリカラ音楽こー座3舶来好き |
今日は一挙に卑弥呼、聖徳太子の時代まで遡り、僕達のご先祖様から伝わる舶来物に対する憧れと音楽について書きます。
ひーみー子???実在したのかはたまたフィクションか? いえいえあの諸葛孔明(スーパー歌舞伎でやったなー)が登場する三国志に「はるか倭の国より貢物を参上して・・・」と歴史書に書かれているんだ。
その卑弥呼の国、邪馬台国が何処だったかが今でも学者の間で論争が絶えないんだ・・・これだけで書きたいこと一杯だけど(皆、調べてね)
卑弥呼が魏志倭人伝に登場するのが2,3世紀、その頃から朝鮮、中国とどう付き合っていけばよいか?又中国の文化を学んで倭に伝え、程度の良い国にしたいという欲求が強かったのだと思う、そして6世紀聖徳太子の時代にはまず遣隋使が隋の国に使わされ、そして遣唐使・・・そしてやっと律令政治が出来るようになったんだ・・・仏教や陰陽五行道(当時の科学)で陰陽師の専門分野・・・で音楽も入って来たんだ。
それが今宮内庁にある雅楽 前回中国には332音階あると書いたけど、宮内庁楽部に友達がいて、彼の言うことには、唐の時代から遣唐使が持ち帰った楽譜の解読にあと優に100年はかかるって!!今でいう現代音楽みたいなスコア(勿論漢字と数字らよる)があるんだって。 でこれからぽんぽこで何調というのが説明されると思うけど、唐の時代に学んだ音楽の調は? D(レ) 壱越調(いちこつちょう) E(ミ) 平 調(ひょうぢょう) G(ソ) 双 調(そうぢょう) A(ラ) 黄鐘調(おうしきちょう) B(シ) 盤渉調(ばんしきちょう) E(ミ) 太食調(たいしきちょう) 隋の時代から遠くローマと交易していて、長安では目の青い人、金髪の女性、黒人やペルシャ系、キリスト教も耶蘇教と言って教会もあったんだ、それをなんとか日本に伝えたいと留学僧も思った。
陰陽五行道 これは当時の天文学物理医学、統計学を網羅した思想で 万物を作り出す相反する二つの気を「陰陽」という。 陰は「月」「女」「夜」「秋」「冬」などのように消極的な性質をもっている。 陽は「日」「男」「昼」「春」「夏」ばどのように積極的な性質をもっている。 この陰と陽がお互いに作用しあって万物造り出されたと考えられている。 さらにこの陰陽の二元として、さらに四象という四元に展開し、この四元から森羅万象を構成する 8つの気の状態「八卦」(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)へと展開する易の思想へと進みました。このような説を陰陽説と言うんだ。韓国の国旗は陰陽だよね。 占いも当時の統計学から割り出される予報のようなものだったんだね。
だからあながち西洋音楽が遠い国の音楽ではなく、4,5世紀からシルクロードを通って日本に伝わっていたという事なんだ。
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