これはギリシャにあるパルテノン神殿だね、僕コンサートで行きました、だいぶ崩れていますが、どっしりとして綺麗です又建築上でも数々の秘法があり、遠く日本にも伝わっています。
古代メソポタニア(自分で調べるように)エーゲ海文明ギリシャ、ローマと西洋の美は既に古代に完結されたと言われています・・・が、アジア唐の時代にはシルクロードを伝わり、日本から遣隋使、遣唐使により遥かギリシャの文明がヘレニズムとして仏教文化、音楽が伝わってるんだ。
そー昔から海外の事を一生懸命に勉強して日本的に再生するというのは、日本人の得意技だよね。
黄金比は音楽も同じ!このパルテノン神殿縦を1とすると横は1.6180339と続きます、これを【一郎一派は三三九度】と覚えよーねきっと友達吃驚するよ「なータバコの縦横の黄金比知っとるケー」なんちゃってね。
でこれはピラミッドを見たギリシャ人が考えたそうだ。
黄金比は古今東西、ありとあらゆる美術作品に登場する、これがなぜ、人間にとって美しく感じられるかは諸説あるんだけれども、もっとも有力なのは、それが健康に育った生物がなす比率だからなのではないかということ、この貝の写真を見てみてみよう、実は、この貝は、一回転するごとに黄金比づつおおきくなっていくんだ。最適な条件が与えられて、一定の割合で確実に成長すると、このかたになることが、生物学的にも数学的にも証明されています。健康の象徴でもあるんだ。身長に対してへその位置が、黄金分割にくることが知られていてミロのヴィーナスがそうなんだ、知ってた?
この黄金比で音律を作ってみた。 ピタゴラス律と同じやり方で、元の周波数に1.5ではなく1.61803・・・を掛けていき、オクターブの中に戻してゆく。
以下にその結果を示したよ。 おもしろいのは一回掛けるとピタゴラス律ではドに対して完全5度のソになるが、黄金律ではソ#に近似していることだ。
なお、ピタゴラス律が1.5を何回掛けてもぴったり2の倍数は得られないのと同様に1.61803・・・をいくら掛けても2の倍数は得られないから。
分りやすいようにドを周波数1、そのオクターブ上を2として各音名の周波数の比率で表したよ。P=ピタゴラス比率 G=ゴールド比率ドを始点として・・・。 純正律 平均律 ピタゴラス律 1.5=P 黄金律 1.61803=G
ド 2 2 2 2
シ 1.9 1.888 1.898 =(P^5)/4 1.936 =(G^7)/15
ラ# 1.8 1.782 1.802 =(P^10)/32 1.794 =(G^6)/10
ラ 1.7 1.682 1.688 =(P^3)/2 1.714 =(G^4)/4
ソ# 1.6 1.587 1.602 =(P^8)/16 1.618 =(G^1)
ソ 1.5 1.498 1.5 =(P^1) 1.495 =(G^6)/12
〜略〜
ド 1 1 1 1
このように比べてみると微妙に違っているのが解るよね、だからチャイコフスキーのピアノコンチェルトを聴いても僕達の耳にはそう違和感はないが若干ヴァイオリンの高音域が高く聞こえる・・・こういう時ティパニー奏者は苦労する ほんまやデ。
この黄金比をユークリッド幾何学とすると非ユークリッド幾何学(調べなはれ!)リーマン空間(同じ!)アインシュタイン相対性理論上の音楽はなぞや???
古代ペルシャでは36音階・・・古代中国では332音階???古代印度は361音階と親子三代で終わる拍子???(ラーガ)ヒェー!!!! そう建物を見れば解るよね、だから僕達が学んでいる欧米音楽は地球規模から言うと極々一部なんだ。
=60というのは地球が365日で周り、1日24時間、1時間60分、1分60秒、時報はリズムと音程A=440が標準だと示してるんだ。
あー今日はしんどかった・・・。