2005年03月12日(土) |
チリカラ音楽こー座1 |
何故チリカラなのだ? これは小鼓の譜です#みたいでしょ、600年前から小鼓の音にはタチプペポという五種類の音があると言われています、今はチタプポと打ち分けてます、チリ=△(大鼓おおつづみ又はおおかわ)カラ=タタ小鼓を閉めた時に出る高い音 ポポ=○○=小鼓の中心を打った音ポンとも言います。プ=弱くポンの音程よりやや低く出します。
これがチリカラチリポポ
まーこういう世界があることを少し知って下さい。師匠から弟子へと口伝えします、三味線はドチチリチンなんて言ってますが、口三味線と言います、どこかで聞いたことあるでしょう、この口三味線でポジションが判ります、こういうのを口唱歌(くちしょうが)又口唱和と言います。
で林明日香ちゃんの作曲をされている山移さんのぽんぽこ音楽教室で平均律と純声調の事を詳しく書かれてました。 三味線や琵琶は西洋音楽の平均率から出されたピアノの半音階と弦楽器としての三味線や琵琶は純声調のギターと比べても半音が狭いのです、これはアジア、ユーラシアと共通しています。 だから現代邦楽でもピアノ伴奏による邦楽器の演奏は邦楽器が音痴に聞こえて損します。 音痴はいない もしお友達に三味線(長唄、民謡、津軽)を持っている人がいたら、頼んで、歌謡曲でもポップスでもいいですから弾いてもらって下さい、そしたら凄く歌いやすい事に気が付くでしょう、あなたに合ったキー音域に合わして歌うと音痴なんて人はいなくなるのです。
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