その後、あれはたしか日本音楽集団の定期演奏会の前日やったっけ・・・又お腹と背中が痛みだしたのです、まー以前に比べれば動けなくなるというよりは、鈍痛の少し強めという感じでした、それで以前病院からもらった痛み止めを飲んで、定期演奏会にでました、作曲家シリーズとかという、所謂現代邦楽というやつで、まー楽譜の難しい事・・・痛み止めを飲んでいても鈍痛はするのです、この状態というのは、普段は譜面の先々を見ていくのですが、これが出来ないのです、まー現代音楽やからええのんちゃう?だ!だれがそんな事言うてんねん!
辛うじて演奏会を終える事が出来ました、余談ですが尺八吹きで有名なM氏はその時ぎっくり腰で杖ついてた、お互い労わりあったっけ。
そしてその後、オ○ン○ンから石が出たのを確認出来ませんでした、それが後々祟るんです。
医学的注意事項 民間ではビールを飲んで石をだせ、なんて言われていましたが、とんでもないことやと解りました。
泌尿器科の先生のお話 そこでビールの飲み過ぎと結石形成の話です。まず、夏場は汗をかきますので尿が濃縮されやすくなります。確かにビールは多少利尿作用があり飲んでいる間は尿がたくさん出ます、ただし、その反動で夜間睡眠中は尿量が減ります。実は夜間睡眠中は通常でも睡眠を妨げないように抗利尿ホルモンが分泌されているうえに当然水分も摂取しないため尿が濃縮されやすい状態なのです。飲酒の翌日には尿が濃くなっていることはよく経験されている方も多いかと思います。そして、決定的なことはビールの代謝成分に尿酸という結晶の促進因子が多く含まれているということです。つまり、ビールの飲み過ぎは夜間睡眠中の尿を濃縮して結晶を形成しやすくしたうえ尿酸が尿中に多く出るため結晶の成長や凝集を促進して結石を造りやすい環境になるということです。『子供と結石は夜造られる』と覚えて下さい。これだけではありません、実は尿酸そのものも結石の成分となるのです。いわゆる高尿酸血症は痛風の原因として有名ですが、実は尿酸結石という腎結石の原因ともなるのです。
この様に尿酸の尿中への過剰排泄はシュウ酸カルシウム結石や尿酸結石の危険因子なのです。また、尿酸はビールだけでなくアルコール一般の代謝産物ですので『ビールがだめなら酎ハイだ水割りだ冷酒だ』などもだめですよ。その他シュウ酸カルシウム結石の危険因子としては動物性蛋白質、脂質、糖分、塩分、コーヒー、ココア、チョコレート、緑葉野菜(ほうれん草など)、緑茶、ナッツ類などの過剰摂取があり、これらを含むものをアルコールと同時に摂取するとさらに結石形成の危険が高まります。特に一度でも尿路結石の既往のある方はくれぐれも夏場のビールは控え目にして下さい。それでも飲みすぎたら寝る前にできるだけ大量の水分を摂って下さい。
皆さんも気をつけて下さい!
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