今年も筑波大学附属盲学校の定期演奏会があった、本番は仕事のため今年も聞く事ができなかった、残念! 今回は名嘉睦稔さん作詞作曲の天河原の「夜間飛行」を編曲してインドネシアの竹のアンサンブル楽器アンクルンと沖縄のエーサー太鼓、三線(さんしん)を入れました。
アンクルン インドネシアの竹製の民族楽器「アンクルン」は、インドネシア・ジャワ島の西ジャワより広まったと 言われている。ハンドベルのように一人が1個づつ持って、ゆすってカラカラと音を出す仕組みで、 ピアノの鍵盤のように3オクターブくらいの音を出すことが出来ます。 バリ島では火葬の儀式で葬送曲を奏でられます。 沖縄エーサー太鼓 最近特に、よさこいソーランと対峙するように全国的に人気のあるエーサー太鼓、盲学校の学生が丁度修学旅行で沖縄を訪れて、三線(さんしん)や沖縄舞踊、エーサー太鼓に触れたため、説明はしやすかった。
それにしても名 嘉 睦 稔(なか ぼくねん)さんは素晴らしい版画家という枠を越えた空間を詩や音に展開できるアーティストだと思う。 名 嘉 睦 稔さんのサイト http://www.bokunen.com/ 定期演奏会の出来もよかったようだ、丁度僕が病気の療養のため、彼等に時間をかけて接する事が出来なかったのだが、それが危機感を呼び自主性を発揮して放課後練習に励んだそうだ。 盲目の彼等は普段物理的に縮こまっているのだが、エーサーの太鼓を叩く事で大きな動きをしたという事も今後、ピアノ、ヴァイオリン、声楽等専攻している学生に必要な要素ではないかと思うようになった。 又障害者や身障者に太鼓療育方も進んできているようだ。 今月の25日は卒業生の片岡君が静岡の国民体育祭で盲目の仲間と太鼓を叩くので行こうと思っている、このグループにも卒業生がいて素晴らしい篠笛を吹く、楽しみだ!
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