博多祇園山笠
『博多祝い目出度』をクリック! 博多祝い唄 おめでたい席ではもちろん色々な集まりの最後に締めとして唄われる。追い山櫛田入りには、一番山笠にだけ許される唄。元唄は、伊勢音頭と言われる。お伊勢参りに出かけた人たちが、そこで歌われる唄を覚えて、故郷に持ち帰った。全国各地に、同じような歌詞があるが音符がなく、節回しが違ってきた。
1、祝いめでたの 若松様よ 若松様よ 枝も栄ゆりゃ 葉も茂る エーイショーエ エーイショーエ ショウエショウエ ア ショーンガネ アレワイサソーエ サーソエーエ ショーンガネ
2、こちの座敷は 祝いのお座敷 祝いのお座敷 鶴と亀とが 舞遊ぶ
3、こちのお庭に お井戸掘れば お井戸掘れば 水は若水 金が湧く
4、さても見事な 櫛田のぎなん(銀杏) 櫛田のぎなん(銀杏) 枝も栄ゆりゃ 葉も茂る
5、旦那大黒 ごりょんさんな恵比寿 ごりょんさんな恵比寿 でけたその子が 福の神 (ごりょんさん=博多の商家のおかみさん)
6、お前百まで わしゃ九十九まで わしゃ九十九まで 共に白髪の 生えるまで
7月15日 追い山笠 午前4時59分一番山櫛田入り 博多手一本 祭りは集団行事。何かと決まり事も多いし、あいさつも多い。そこで使われるのが、「博多手一本」です。協議がまとまると、「異議ありません。」と手を入れる。後日、異議は唱えないという、暗黙の約束がある。大変重い意味を持った大事な手順です。会合など集まりの締めなどでも必ず。また、もめごとがあった場合でも両成敗となり、手一本を入れ、あと文句を言わない。宴席などでは、博多祝い唄のあと、手一本を入れる。福岡証券取引所でも、大初会、大納会で用いている。関東の”三本締め”よりゆったりしてる。 足を軽く開き、手を肩幅以上広げない。
ヨォー シャン シャン
まひとつ シャン シャン
祝うて三度
シャン シャン シャン
(全員で一礼する)
博多では山笠に夢中になる人のことを「のぼせんもん」(のぼせ者)といいますが まー踊るアホーに見るアホ−という祭共通の風景でしょう。
大阪の浪速三本じめ、関東の三本じめ、そして博多手一本とその比較は大変面白い。
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