2003年01月21日(火) |
映画グリーンディスティニ−の作曲賞タン・ドゥンさん |
チョウ・ユンファ主演のグリーンディスティニ−でアカデミー作曲賞を取ったタン・ドゥンさん、Shinchanはタンさんのレコーディングのため何度90年にニューヨークへ行ってから息投合して、その後何度もあっています、その彼からメールがきました。以前、グリーンディスティニ−の作曲のため、日本の太鼓を使いたいという相談がありまして、だったら鼓童を紹介するよ、というやり取りでしたが、日程の調整がつかず、あの時は断念しました、今回香港映画の製作で始めて鼓童の演奏が録音されました、そのお礼と後ほどMDを送るよというメールでした。
ウォーターパーカッション ウォーター・パーカッション とオーケストラのための協奏曲〜武満徹の追憶に(1999)」(日本初演)を演奏。その見事な音楽作りに多くの聴衆に深い感動をあたえました。その時のウォーター・パーカッションの奏法はこのようにして演奏します、Shinchanも和太鼓の作曲作品「海わたる風」で使用しています。
タンさんは言います「いま中国では、古くからの伝統的な文化や習慣が忘れ去られようとしています。こうしたものを捨てて、便利で合理的な西洋の文明だけに身をゆだねてもよいものでしょうか。 日本にも古くから伝わる美しい文化があると思います。それを思い起こして、考えてみて下さい。」
なかなか会えないタン・ドゥンさんと共通の友人、馬友友さん「日本の音詩情」間宮 芳生 編曲、というCDになりました、YOYO-MAさんのセロとShinchanの小鼓でソロの掛け合いなんかもあって、彼はヨーと掛け声をしてセロを叩いて遊んでました、あのCDはニューヨークには未だ売ってるらしいのです。
ついでにチョウ・ユンファ(周潤發)さん男達の挽歌を観た時、なんか日活映画みたいで、俳優の小林 旭さんに雰囲気が似てるなーと思ったら、本人云く「小林旭さんは子供の頃からのあこがれで、香港で日活の映画を研究していてあの[男達の挽歌」になっていた。」と言っていた。
わかる気がしますね。
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