新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2003年01月19日(日) 秋野豊Last Samurai

 国連の事で忘れられない人が秋野豊さんです・・・その死はあまりにも惜しく残念です・・・。
外務省から国連タジキスタン監視団(UNMOT)に政務官として派遣され、PKO活動に従事しておられましたが、搭乗する国連車が首都ドウシャンベ東方の山岳地帯を走行中、身元不詳の武装集団による待ち伏せを受け、秋野氏は同乗のシェフチク少佐(ポーランド)とシャルペジ少佐(ウルグアイ)の両軍事監視員、タジク人のマフラモフ通訳兼運転手とともに射殺されました。殉職された4人の国連関係者に対し、合掌。享年48歳




タジキスタン共和国
Republic of Tajikistan



 










↑メッセージがあるよ、クリック


 あれはモスクワへ向かう飛行機の中でしたね、隣り合わせになり、日本酒、ウォッカをお互いに飲み、世界情勢を語り合いましたね、スッチーのお姉さんが呆れてたで兄貴。そしてモスクワで又何年かたって会った、「寒いからさー、1本柔道でもやるか!」と言いながら又二人でヘベレケになった・・・ 僕も今年、彼と同じ歳を迎えます、秋野さんに言われて忘れられないのは「民族音楽で分かち合える事は素晴らしいね、俺達が食料や薬を運んでて何か足りないと思ったのは、歌なんだよな、だからこれからShinchan達と共同作業しなくちゃな!」
 これは未だ実現できてません、今、大変なイランや北朝鮮で世界民族芸術祭を大きな規模でやれば、攻撃なんて出来ないのになー、なんて思っています。
 
 いい兄貴だった、一緒に柔道したかった・・・もっと飲みたかった・・・Shinchanも頑張ってその遺志を継ぐからね、待っててね。

秋野先生論文
http://www.mars.dti.ne.jp/~asanos/articles.html

秋野 豊さんを慕う古くからの仲間たちが、秋野さんを偲び詠ったCDを制作しました。
CDの構成は、

1) 秋野さんを偲ぶ詩 ラスト・サムライ〜真の勇者へ〜

作詞小笠原 理、 三枝史子

作曲 半谷 譲

歌 半谷 譲

2) 秋野さんの講演

秋野さんが自らの夢と使命を語った1997年「北方領土返還要求・青森県大会

記念講演」での「動き出したユーラシアと日露関係」の講演の一部を収録。

となっております。CD入手ご希望の方は下記にお問い合わせください。
http://www.akinoyutaka.org/about/board/aimono.html


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