Shinchanのおばあちゃん、お父さんのお母さんの田舎は奄美大島です。お父さんは学校が夏休みになったので、お母さんとShinchanを田舎の奄美大島に行く事にしました。「Shinchan、煙がモクモクでる汽車に乗って、そして船に乗って奄美に行くんぞ!」「へー、キチャ?・・・ふね?」「そや、おばあちゃんの田舎や、海が綺麗で、魚が手でとれるんや、そしてサンシンで歌って踊るんや、えーぞー」「おど・・・る?」 Shinchan一家は神戸駅にいます、ポーと煙を吐きながら汽車が近づいて来ました、Shinchanは嬉しくて嬉しくてピョンピョン飛びはねました。ガシュー、ガシュー、キキーン汽車は音を立てて止まりました。 大きな鞄を持ったお父さんとShinchanが飽きて騒がないように、お母さんはキリンさんレオポン君、戦車の玩具や絵本を入れた大きなバッグを持っています、Shinchanは幼稚園の帽子とお菓子と水筒を入れたリックサックを背負っています。・・・お見送りの方はホームからはなれて・・・ポーォーン、ガシュ、ガシュと大きな音を発てて出発です。「Shinchanなー、この先でなー関門トンネルちゅうてな、海の底を通るねぞ」「うみ?」 でもShinchanははしゃぎ過ぎて関門トンネル通過の時は寝ていました、そして沢山の駅に止まり、お弁当や蜜柑を食べました、凍った蜜柑もありました。Shinchanは窓から後ろに飛んでいく山やお家を見ていて、時々お眠して飽きることはありませんでした。 鹿児島に着いたら翌朝でした、そして皆んなでおうどんを食べて、今度はお船に乗ります、何日も乗るそうです。大きなお船でした、お母さんは船に酔ってゲーゲーしています、しんどそうです、でもShinchanはお父さんと一緒に甲板に出て一番前にいました。すると魚が飛んでいるのが見えました、「あれはなー飛魚ちゅうんや」「・・・・」Shinchanは全然元気でした、夜になって客席に戻りましたが、お母さんはぐったりしていました。 朝早くShinchanはお父さんに起こされました、「さー見えてきたぞー」本当に綺麗な海です、Shinchanはまた嬉しくなりピョンピョン飛び跳ねました。・・・うみ・・・カメしゃん・・・