Shinchanは幼稚園に行かなくなって、しばらく経ちました、お母さんは困ってしまって、担任の先生に相談しました。 「すみません、Shinchanが幼稚園のピアノを叩いて凄い音を出すので、ちょっとしかったのです、そしたら泣いてしまって・・・。」 「あの子この前はピアノ教室でも同じ事をして、もう来ないで下さいと言われたのです」 「ある時私、ピアノの発表会のため、幼稚園のピアノで月光ソナタを練習していたのです、そしたらShinchan・・・残る・・・と言ってずーと聞いていたのですよ、あーこの子興味があるんだと思って楽譜を見せてあげたのです、そしたら、#の印を指さすので、ソの音の隣の黒い所といってあげたら、ギシュと言うのです、又この子何を言っているのかと思ってソのシャープて言ったら、チャウって言うて楽譜を投げたのですよ。」 「本当に申し訳ありません、あの子、少し病気なので小学校の普通科に入れるか心配で心配で・・・」 「でもお母さん、私のピアノの先生がドイツ語の音符の言い方を教えてくれたので解ったのですが、ソの♯はギィスて言うんです、私、驚きました、Shinchanはお父さんにでもドイツ語で楽譜の読み方習っているのですか?」 「いやー、主人は忙しくてあの子と遊んでもくれませんのよ」
お母さんはやはり小学校の特殊学級に入れないといけないと思って、お家に帰ってきました。
「Shinchan!それ月光やないの!どこで覚えたん?」 「・・・・・」
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