2002年10月03日(木) |
番外編ベルリンその2 |
それでJazzコンサートですが、市庁舎から近い所でした、クラブですが音響と照明のスタッフはプロの仕事でしたねー、21:00〜25:00ぐらいまで、3ステージでした。
終演後、品の良い爺様がShinchanにも解る英語で「君はHIDEO SHIRAKIの生徒か?」と聞いてきたのです。今から32年前ヴェルリンJazz祭で琴とのコラボレーションを加えた演奏で当時話題になったそうです。 白木秀雄さんは芸大出のJazzドラマーで石原裕次郎の「おいらはドラマー〜」の影ドラムを叩いた人、今の水谷八重子さんと結婚してたしか39で自殺した人です、 Shinchanは小学生の時神戸で彼の演奏を聞いて(当時まだピアノをやってました)父と一緒にに楽屋を尋ね、「ドラムがやりたい」と言った所、「だったらまずクラッシックの打ち方を習いなさい]と言われました、そのやりとりは新聞に載ったそうです。 Shinchanの鼓のお師匠はんは中学の時、先代の所に鼓の稽古に通っていた白木秀雄さんに、お願いしてドラムを習ったそうです。なんか縁があるようですね。 今でも覚えている白木さんの凄いドラムソロは3拍子でB.DrとHiihatで一定のリズムを刻みながら、S.Drumで右2つ左2つをゆっくりから速くしてロールまで持っていきそして元にもどるのです、B.D.とHiihatはずーと一定のリズムで静かに鳴っているというものでした。 この爺様ギュンターヘロンツさん、旧独逸の軍楽隊の学校でドラムを専攻していて終戦を迎えたと言っていました、戦後の話は日本と様子が良く似ていて、米軍のキャンプ地にタンゴバンドのドラマーとして稼いだそうです、結婚をして新聞社に勤めてドラムは諦めたと言っていました、独逸にはゲルマン騎士団の伝統があり、そのドラム奏法はオスマントルコの軍楽とは違った独自の発展をしているのだ、とも言ってました。
♪オイラ太鼓打ち・ヤクザな太鼓打ち・オイラが叩けば、女がさーわぐ・・さーわぐ・さーわぐ♪キャー♪
おまけ企画
ShinchanのCDが聞けるよ!
[Orchestra ASIA] "Samurunori Concerto" With Kim Duk-Soo group
♪GO ON
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