今日は、新しい技官の方の歓迎会も兼ねて、研究室でお食事会があった。もう一度言う。研究室でお食事会があった。いやいや、ちょっと待てよ。普通、研究室でそんなことやらんだろ。何かが間違ってないかい?場所は、普段研究室のミーティングをしている部屋、当然ながら、空気は凍りついたまま溶ける気配がない。あれほどの寒い空気は、初めて体験したかもしれない。本当に盛り上がらなかった…。まあ、主催者がいなかったし。
朝は、かなり早めに着ていた。そのお食事会のときに、ついでにプログラムを完成させておいて、なおかつ輪講のときに出た宿題をやっておけと言われていたのだ。そして、どっちも終わっていなくて、そして、どちらも終わりそうになかった。朝方急いでやってみたが、終わらないものは終わらない。そして、10時15分ごろに弁当が到着。8人分で17500円程度。た、たたた、たたたたた…高いッ!なんだ、この弁当は!立て替えられるかと聞かれたが、僕の所持金は50円玉が1枚、10円玉が5枚、5円玉が1枚、1円玉が6枚の、計101円だった。弁当が高いとか安いとか以前に、いくらなんでも少なすぎなのだが。ちなみに、高い弁当なのに、お吸い物が魔法瓶に入っていた。なんか安っぽい気がするのは僕だけか?ちなみにこのお吸い物、もう一度登場する。要チェックである。うう、頭痛がする。ここのところずっと睡眠不足だったからなあ…。おとといの夜、この季節なのに羽毛布団と毛布を重ねて寝てしまい、当然のごとく暑苦しくて目が覚め、そのまま寝ずにいたりしたからなあ。なんだかんだでこのときは4時間程度しか寝なかった。それ以外の日も、今週はずっと5時間程度しか寝ていない。
で、弁当の代金を払うために助教授を呼んだ。そして、助教授に頼まれて緑茶を買いに行った。しかし、冷たい緑茶がなかったので十六茶を購入。リンクには、特に意味はない。だが、その十六茶も6本買ったところで売り切れてしまい、仕方なく別のペットボトルのお茶を買った。うちの大学に、十六茶を飲みたくて仕方のない人がいたら、悪いことをしたかもしれない。このとき、コンビにでもらった袋を持っていった。何でも捨てずに取っておくものだ。なんの役に立つか分からない。ただし、このおかげで僕の机の上はなかなかに汚い状況なのだが。いい加減、机の中の、前の人が使っていた資料とか捨てたほうがいいような気もするが。
そして、11時になり、教授以外の全員がそろった。そう、主催者のはずの、肝心の教授が会議でいなかったのだ。さあ、大変だ。助教授はそんな場を仕切れるほどの人材ではない。幹事タイプではないのだ。ただでさえ盛り上がりにくい研究室。僕だって場を盛り上げるようなタイプではないし、そういうのは好きでもない。学部の二人は得意なのかもしれないが、その場で一番下の二人が話題を振るのも難しいだろう。社会人修士の先輩は、来たときから瀕死だった。と言うか、そんな体調でよく来たな、という感じだ。ゲストの新しい技官の人だって当然、話題を振るようなことができない。だから結局、普段船に乗っていて研究室にいない技官の人が、話題を振っていた。それでもかなり空気はつらいものがあったが。いきなり船って何の話だ?と思うかもしれないが、僕はそういう大学にいるのだ。大学については、この日記のどっかに書いてあるだろうから、暇な人は探してみるといいかもしれない。まあ、この日記は3年ほど書きつづけているからがんばって。昔の日記は今よりもずっと長い。探すのは大変だと思う。木を隠すには森の中だよなあ、ほんと。
で、その硬直した雰囲気の中、助教授が突然、自己紹介をしようと言い出した。そして、最初に僕に振られた。緊迫の一瞬!凍りついた場の中、僕は慌てて立ち上がった。緊張はピークに達し、思考回路はショート寸前!(古) 今すぐ会いたい!(誰に?) 僕は、わけの分からない状態のまま立ち上がった。そのとき、カタンと何かが倒れる音がした。滴る雫、飛び散る水滴。…いったい、何があった?僕は、一瞬で理解した。立ち上がった瞬間に、お吸い物に手を引っ掛けて倒したのだ。…ああああ、小学生か、俺は!あ、そう言えば、そのときお吸い物を拭いた雑巾、洗ってないや。あはっ、あはははっ…。まあ、後でいいだろ。
結局、話がまったく盛り上がらずに、お食事会は40分で終了した。教授が1時間後に来るとか言っていたから、僕はかなりゆっくり食べていたのだが、30分くらいでみんな食べてしまっていて驚いた。みんな、教授を待つつもりなんてなかったのね…。ちなみに、食べたのはうなぎの弁当だが、別にたいしたことはなかった。僕は本物のうな重なんて食べたことがないが、とりあえずその僕の舌に言わせれば、スーパーのうなぎと変わらない。焼き肉にしておけばよかったとか思う。ちなみに弁当は、うなぎが2、焼き肉が3、刺身が3という絶妙な数である。このうち、後から来る教授に刺身は残せないという複雑な状況の中、僕は自分の弁当を選ばなければならなかった。さあ、あなたならこの状況をどう解くだろうか?あまりに複雑すぎて、あの時間では最適解を導き出せないのではなかろうか。他のものも、料亭の味とか書いてあったが、たいしたことはなかった。まずいとは思わなかったが。まあ、もともと僕は冷めたものが好きではないのだが…。とりあえず、おかずに対してご飯が少なすぎた。先にご飯を全部食べてしまったですよ。味付け濃いんだもん…。
その後、教授が来たのだが、話の進展はなく…。結局、プログラムの話も輪講の宿題の話も、自動的に次回に流れたらしい。とりあえず助かった…。これで少しはじっくり準備できるな。と言っても、4月8日だし、入学式や健康診断もあるから、あまりのんびりはしていられないのだが…。後少しで講義が始まって、日常的にみんなと会えるようになるな〜。まあ、研究室にも後輩や技官の人が来たから、それはそれでいいのだが。