Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年12月16日(火) 理想と目標

なんだかひかれる友達がいる。立派なわけでも特徴があるわけでもないが、なぜか魅力的に感じるのだ。

しばらく考えてみて、それがなんなのか思い当たった。彼は、僕から見て1つの理想を体現しているのだ。決して良いと言える状況でなくても、物事をクールに見て、余裕を持っているのだ。どうしてもあくせくあくせくしてしまう僕とは、この点がまるで違う。人間には能力の限界というのがあって、どれほど焦ってもできないことはできない。できることなら焦ったりしなくてもできる。いや、心に余裕があった方ができるものだ。ギリギリ、すれすれではない考え方に、魅力を感じる。

そもそも僕は、賭け事のたぐいや、考え方が嫌いだ。リスクというのが嫌いなのだ。…そう言えば、口調が元に戻っている。

だから、星空を見たとき、誰かに会ったとき、よく会う人であっても普段しない話をしているとき、そんなときにフッと余裕を感じられるようにしていたいのです。ちょっと変わったことをしたときに、何かに追われることなく、ゆっくりとその時間に浸れる、そんなふうに過ごしたいと願っているのです。それが1つの夢でもあります。お金を稼いで成功するだとか、地位だとか名誉だとか、そんなことに興味はありません。お金はないよりあった方がいいのでしょうが、毎日苦労を重ねてまで積極的に稼ごうとは思いません。少なくとも僕自身の価値観において自然体であること。これが僕の人生の、当分の目標でしょう。大きなことなど成し遂げる必要はないのです。ただ、物事に追われることさえなければ。


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