Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年09月10日(水) 東京駅で働く知り合い

9月6日に高校の同窓会に行ってきた。当然、高校の頃の同級生に会った。そこで、高校の頃の知り合いが、東京駅で働いているということを聞いた。僕は、大学へ来るために毎日東京駅を利用している。それなのに気づかなかったのかと、少々びっくりした。しかし、よく考えてみれば東京駅は広い。気づかないのも当然だ。

で、9日にどこにいるのか探してみた。いないとは思うが、このページを見てその知人を探す人がいないとも限らないので一応詳細は伏せる。その人の勤務先は東京駅のそこらじゅうにあり、そのどこなのかは分からなかった。だから、東京駅をグルッと一回りする羽目になった。結局、9日は出勤していなかったそうだ。これぞまさに、骨折り損のくたびれもうけである。

で、その経過を友人に報告したら、なんだかおもしろそうだから俺も一緒に行こうと言い出した。そしてその友人は、知り合いが10日は出勤しているということと、正確な勤務場所を確認した。僕に探せとか言う前にそういうことをきっちりやっておいてくれよ、と思ったが、そもそも尋ねなかった僕が悪いのだから非難はできない。

で、行ってみたらあっさりと見つかった。まあ、居場所を確認してから行けば、見つかるのも当然と言えるが。しかし、見つけたのはいいが、その人は勤務中だった。当然、声なんてかけられない。写真をとろうかとも思ったが、東京駅のど真ん中で従業員に向かって写真なんて撮る人は、普通、怪しい人である。だから、記念撮影っぽくその人がかろうじて入るように僕の写真をとるという苦肉の策で終わらせた。それでも東京駅の構内で写真を撮っているのは確かなので、かなり恥ずかしかったのだが。携帯電話のカメラでなければできなかったと思う。ちなみに使ったのは友人の携帯電話で、D505iである。なかなかいい携帯電話だ。ずっとPHSを使っていると、時代の流れに取り残されるような気がする。それでも、PHSを手放す気はないが。

結局その写真には、目的の人の姿はドット数個程度しか写らなかった。もちろん、顔の識別など絶対に不可能である。色の情報を考えても、情報量は100ビット程度だろう。この情報量で人間の顔の識別を可能にしたら、ノーベル賞も夢ではないと思う。

で、僕は毎日利用しているからなんてことはないが、その友人にしてみれば東京駅はとても遠い場所だ。僕も、大学に入学するまでは、東京駅なんて地の果てだと思っていた。だから、わざわざ東京駅までやってきた。ドット数個分の写真を撮っただけで帰るなんてあまりにさびしい。ということになって、僕の大学へ行くことになった。見せるものなどないのだが、それなりに楽しんでもらえたようだ。別の知人を連れてきたときもそうだったのだが、その友人も一番驚いたのは学校机らしい。確かに、大学に小学校と同じ机といすがあるのはかなり珍しいと思う。ただ、シンプルだが悪くないと思う。慣れていると言うのもあるし。一応、軽くてコンパクトという利点もある。

帰りにも寄ってみたが、そのときにはもう、いなくなっていた。で、帰りはロマンスカーに乗ってみた。僕は普段、新宿から町田まで小田急線を利用しているが、その運賃は360円である。しかし、このロマンスカーはその間の特急料金だけで400円もするのだ。なんと、特急料金だけで運賃よりも高いのである。学生にとって、このような贅沢は本来、してはならないことである。しかし、僕たちはやってしまったのだ。さらに、そのロマンスカーの車内でバニラアイスまで買ってしまった。何の変哲もない普通のアイスクリームである。しかし、その値段は300円もするのだ。ロマンスカーは、運賃と特急料金に車内販売のものを一品買うと、1000円を超えるという贅沢な乗り物なのである。…いや、まあ、僕は普段、そんなにお金を使わないから、こんなに強調するほどお金には困っていないのだが。

その知り合いとは、22日に会う予定になっている。就職してどう変わったのか、なんだか楽しみだ。ちなみに、僕の写真を見たらしいのだが、その感想は「高校時代と変わってないね。」というものだったそうだ。まあ、確かに変わってはいないが…。


 < 過去  目次  未来 >


Seak [MAIL]

My追加