Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年09月02日(火) 希望は見えるか

今のところ作業は順調に進んでいる、気がする…。とりあえず中間発表の構成を決定し、内容の整理を始めた。で、大雑把な内容をどうするかはほぼ決定した。残るは、実際にその中身を作っていく作業だ。

中間発表はPowerPointによるプレゼンテーション形式で行う。したがって、準備するのはPowerPointのスライドということになる。本来は文書も準備すべきなのだろうが、要求されてもいないものを準備するほどこちらには余裕がない。そんなものを準備するとなったらもう、すでに間に合わないだろう。

実際の作業となるとどのくらい時間がかかるのだろうか。30分ものプレゼンテーションはやったことがないから、とうぜんスライドを作ったこともない。だいたい、PowerPointの操作自体、それほど慣れてはいない。問題は山積みだ。ずっとこの調子だと狂ってしまいそうだが…。今後、もう少し余裕が出てくることを願いたいものだ。一応、その中間発表に載せる予定としては、実際に卒論が形になる12月くらいまで、ずっとシミュレータとにらめっこすることになる。まだ設計の段階で、具体的なプログラムはできていないからだ。実際にプログラムを書いて動かして、検証して評価すると言う作業が必要になるのだ。基本的にプログラムを書くのは好きなので、そんな作業をしている限りは問題ないと思うのだが…。だが、教授の意向でどうとでも変わりうるから、これから先、どうなっていくのか実に不安である。まあ、僕が頼りないからあれこれ言いたくなるのかも知れないが、それなら初めからきちんと指導してほしいと思ってしまう。うちの大学の卒論指導は比較的評価が高いのだが、この研究室に限ってはそもそも指導というのをしないらしい。

まあ、未来のことをいくら語っても、今の問題が片付かない限りはどうしようもない。きっと、多くの人がこんな状況の中、何とか暮らしているのだろうな。これでは、長期的な見方ができないのも仕方がない。政治に興味がもてないのも当たり前である。本来、政治に興味を持ち、関与し、意見を言うべき人たちが、日々の生活に追われて未来を考える余裕なんて失ってしまっているのだから…。

悩み多き人々は、いったいいつになれば救われるのだろう。その悩みをすべて解決してしまったら、後にはきっと何も残らないのだ。それがきっと、今の子どもたちの姿なのだ。なすべきことを失い、目標も持てず、ただ闇雲にそのエネルギーを発散しつづける。結局、どれだけ目の前の問題を解決しても救われることはないのだ。かと言って、今の余裕のない世の中では、多くの人が未来を考えることなんてできないのだ。そして、余裕があったとしても、みんなが未来を考えるとは限らないのだ。

僕だって余裕があったとしても、未来のことなんて考えたくもない。現状を省みれば、先が暗いことは目に見えているのだ。希望をもてる世の中にしなければならないのかもしれないが、この世の中に希望を見出すことなんてできやしないだろう。できるとしても、その希望のためにえんえんと努力するなんてうんざりだ。


 < 過去  目次  未来 >


Seak [MAIL]

My追加