2003.02.19 (Wed) 1:02 Viewer: 19 Access: 6251(+26) Letters: 1454 これから、どうなるのだろうか。 彼女と一緒の教室も、これが最後だったのかな…。 試験中にもかかわらず、 何度か彼女の方を見てしまった。 今日は、今まで見たことのない服を着ていた。 結局、話はできなかった。
その彼女と同じ研究室の友人が、 たまには遊びに来たらどうだと言ってくれた。 考えもしなかったが、確かにいいかも知れない。 今までと同じ環境を願うからいけないのだ…。
今日は、国際マーケティング論の試験だった。 まあ、たいして難しい内容ではなかった。 この科目に限ったことではないが、 専門科目はどれも、 基礎教養科目と比べるとずっと易しい。 そうしないと学生が着いてこられないのかもしれないが。 これはいいことなのだろうか。 難しいから優れているとは言いきれないが、 自分たちの能力が足りないばかりに、 僕たちは不十分な講義を受けているのかも知れない。 少なくとも、彼女はそれを感じているようだ。 そうは言わないが、言葉の端々から不満を感じ取れる。
僕の知る限り、優れた人間は得てしてそういうものだ。 自分の能力を生かせる環境を求める。 自分の能力をさらに高められる環境を求める。 結局、どれほど優れた人間でも、 それを生かせる環境がなければ何もできないのは自明だ。
明日、彼女に会えるかも知れないと思ったが、 日程を見る限り、明日試験があるのは僕だけのようだ。 実感を抱くのはまだ先だ。 これからは、会いたくても会えない日々が始まるのだ。 それだけならまだいい…。 顔を見ることすらままならない日が始まるのだ。 想いが募るか、忘れ去るか…。
それにしても、 彼女を含め、最近女性と話すと、 みんなとても楽しそうに話しているように見える。 女性というのはそもそもそういうものなのだろうか。 僕なんかと話すのが、そんなに楽しいのか?と思ってしまうほどだ。 しかも、勢いがすさまじい。 僕は割とよくしゃべる方だが、 自分から話を切り出すことはあまりない。 そうすると相手から話が始まるわけだが、 始まったら止まらない。 口を挟む隙間もないほどだ。 この歳になって気づくのも情けないものがあるが、 女性のしゃべる勢いというのは、 男には止められないものがある…。
これから先、 大学生活はどうなるのだろう? 4年次には、ほとんど講義はない。 その時点で、今までとはまったく違う生活になるわけだ。 これから、徐々に今の環境が失われていくのかも知れない。 さて、どうなることやら…。
これからは、強い目的意識を要求される。 でなければ、何もできない。 まわりはもはや、僕の進むべき道を 何も示してはくれない。 僕は、自分で道を探し出し、 自分で選び取らなければならない。 あらゆる選択ができるようになった代わりに、 その選択肢はすべて、自分で見つけださなければならないのだ。
それにしても最近、 自信は持てるようになった。 しかしその自信は、どうもニセモノのような気がする。 精一杯強がっているだけで、 能力が伴っていないのではないかと思えるのだ。 本当に自信があるなら、 態度に示さなくても、あくまで謙虚にあることができるはずだ。 しかし、最近はどうも、 誇示せずにいられないようなところがある。 ただ黙っていられないだけかと思っていたが、 実のところ、不安に思っているのかも知れない。 他の人に常に認めてもらわないと、 自分に価値などないと感じてしまうのかも知れない。
明日はかなり早い。 そろそろ寝ることにしよう…。
2003.02.19 (Wed) 1:53
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