Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年12月21日(土) 人は何のために

2002/12/27 (Fri.) 13:34 2876字134行
ああ、この日はホント、なにもなかったな。
確か、朝から晩までRagnarokをやり始めた最初の日だ。
もう、6日も前のことか…。

ネタがいくつかあるから、
一日あたり1つずつ使っていくか。
ネタが尽きたら、Ragnarokのことを書いてしまえ。
1日平均18時間ほどやっているから、
この話ならいくらでも書ける。
読んでいてつまらないことは間違いないが。

確か、何かの歌のフレーズだったと思う。
人生とはなにか、という疑問を抱いたとき、
それに対して答えを与えるものだ。
「人間は愛するために生まれてきた。愛することが人生だ。」と。
確かに、これは1つの答えだろう。
それができれば、他に望むものはないだろうな。
まあ、半年前ならともかく、今は、そう思う。
そう考えると、自分の変化をつくづく感じる。

今日はこれだけなのだが…。
実はこの質問、母がよく聞いてくるのだ。
昔、文学をやっていたそうで、
酔っぱらうと、聞いてくるのだ。
そんなことを言われても、それが分かる人間など
いやしないだろう。
もし分かったと思ったときがあったとしても、
それはそのとき限りの答えであって、
決して未来永劫通用するものではない。
戦争が起きて、人同士が食べ物を奪い合うようになったら、
愛だなんて言っていられなくなるわけだし。

だから僕は、
そんなことがそんな簡単に分かるわけがない、と答えるようにしている。
ちなみに、先輩に尋ねると、
「人生を語るには、人生のすべてをもってしても不可能だ。」と言っていた。
ちょっと表現が違うような気がするが、趣旨はこんな感じだ。
その通りであって、それ以上のことは
なにも言えないのではなかろうか?
もしなにか、未来永劫通用するような答えが得られたとしても、
それはその人にだけ通用する答えであって、
すべての人に通用する答えではないと思う。
もし、すべての人に適用できる
たった1つの答えが得られて、すべての人がその答えを求めたら、
世界はひどくつまらないものになるだろう。

今日はなんだか調子がいい。
日記は、あまり書き続けると、文章が出てこなくなる。
逆に、長くサボると、
次々と書けるような気がする。
人間には想像力というのが蓄積されていて、
出せる量には限界があるのだろうか?
まあ、おそらくは、僕自身がそんな風に
勝手に限界を決めているのだと思うが。
世の中には、無限の想像力を持っているとしか
思えないような人だっているのだ。
…と言っても、そういう人だって、
どんなに書こうと思ってもまったく書けないと
苦しんできたし、そして今も、苦しんでいるのかも知れない。

この日は、ゼミで一緒になった友人から、
礼のメールが来ている。
自宅でJavaの環境設定ができないと言っていたから、
いろいろアドバイスをしたのだ。
まあ、そんなたいしたことではないのだが、
慣れていないと大変なのだろう。
Windows環境で、パスを通すなんてことはなかなかしないし…。

Javaの環境を用意するのに、お金はいらない。
Internet環境とPCがあればいい。
OSは問わないはずだ。
まず、http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/に行って、
Javaの実行環境をダウンロードする。
これにはエディタなどは付属していない。
メモ帳なりワードパッドなりでソースを書くことになる。
僕は、それが嫌だったので、Dev Boosterというソフトをダウンロードした。

…おっ!
今、音楽を聴きながらこの日記を書いていたのだが、
その中に、小田和正のライブのデータが入っていた。
これ、うまい…。
宇多田ヒカルのAutomaticを歌っているのだが、
悪いが、本人より全然いい…。
CDを出したら売れるのではないだろうか?

まあ、それで、
そのDev Boosterの方も勧めたのだが、
そちらの方は、使い方が難しそうだからやめるらしい。
まあ、確かに面倒だが、
ちゃんとした実行環境は便利なものだ。
と言うよりも、そのくらいないと、
大規模なプログラムを書くには苦労すると思うのだが…。
ちなみにこのソフトがあれば、パスを通す作業は不要のはずだ。

それで、メモ帳やワードパッドなど、
普通のテキストエディタでソースを書く場合、
コンパイル時に不便なので、パスを通す必要がある。
どのディレクトリ(Windowsではフォルダと言うらしい)からも、
コンパイルと実行をできるようにした方がよいのだ。
まあ、コンパイラのあるディレクトリにソースファイルを保存していたら、
ごちゃごちゃになって混乱してしまうし…。
まあ、使うたびに混乱しても構わないと言うならそれでもいいかも知れないが、
それを容易に回避する手段が提供されているのだから、
使わないのはあまり賢明ではないと思う。

というわけで、
これだけの作業ができないと言っていたのだ。
だから、今の手順をいろいろ説明したのだ。
で、ようやく使えたというメールが来たわけだ。
確か、このゼミが始まったのは11月の8日だから、
苦節2ヶ月、ようやくの達成というわけだ。
そう考えると、僕もそれなりにPCに関する
知識がある方と言えるのだろうか?
まあ、言っちゃ悪いが、
下と比較することにそれほどの意味はないのだが…。
なんと言っても、上は果てしなく高い。

どこかの本に書いてあったが、
人間は累乗的に成長するらしい。
初めは1でも、がんばると2になれる。
そこから努力に努力を重ね、4になり8になる。
さらにその道を歩み続け、16になり32になり64になる。
しかし、そこで気づく。
世の中には、1024の人間がいる。
その人間と自分を比較すると、未だ960の差がある。
この差は、これまで必死に努力を積み重ね、
ようやく64を手に入れた人間には、埋めがたい差に見える。
しかし、64は128になり256になり512になり1024になる。
感じるほど遠くはないのだ、と。
なんだかよく分からない文章だが…。

で、僕はきっと、この32あたりだ。
まだまだ遠く遠くに、上の人間というのは腐るほどいる。
ましてやこの世の中だ。
IT関連の人生を選び取る人は、決して少なくない。
その中で、英語もできない僕が、
いったいなにができると言うのだろう。
32と言うと、8や16の断片的な知識を持った人から見れば、
実にいろいろ知っているように見えるだろう。
しかし、64の知識を持った彼女にだってもちろん勝てないし、
専門家と言われる人々には、遥か遠く及ばない。
専門家から見れば、僕は単なる1ユーザに過ぎない。
それ以上の知識も技術も、ないのだ。

さて、まだまだたくさんあるし、
今日はこのくらいで。

2002/12/27 14:12


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