Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年12月20日(金) 今年最後の講義

2002/12/22 (Sun.) 4:35
今まで、なんかカッコ付けたタイトルを付けてきたが、
今日は普通に。
まあ、どうせ土曜と日曜の更新がこのあと重なるから、
このタイトルなんて見ることはないだろうし…。

この日は3限から講義に出席した。
2限もあったのだが、朝、起きられなかった。
そんなことをしていると、
彼女から冷たい目で見られるような気がしたが、
まあ、おそらく気のせいだし、
だいたい、体力的にそれほど楽ではなかった。
まあ、もし彼女に何か言われたとしたら、
もう2度と遅刻することはあるまい。
朝は早い彼女に合わせて、
自分も朝早く出かけていったことだってあるのだ。
まあ、そんなことをしたら彼女の方が
気味悪がってしまうだろうから、
今はほとんどそんなことはしていないが…。
たまにやるくらいならそれほど気にすることはないはずだから、
早起きできたときなどは、なるべく早く出かけるようにしている。
あと、火曜日は割と話をしやすいので、
なるべく早く出るようにしている。
それでもダメなときはダメだが。

3限は、流通政策論。
文字通り、流通に関する政策についての講義だ。
…ここで、リビングに置いてあった一冊の本を手に取った。
「十二番目の天使」…。
弟が前に、読んでずいぶん感動したと言っていた本だ。
…僕は、別にそんなたいしたことはない、と思った。
しかし、このPCのキーを叩く手がこわばり、
軽く1時間が経過している。
気付いたらすべて読み切ってしまった…。
名作というものには、人を引き込む力があるに違いない。
読む人が感動するというよりも、
その本が人を感動させると言うべきだ。

それで流通政策論だが、
主に航空の問題について扱った。
多くの資料を元に話をするのだが、
その資料以外は、前に聞いたことのある話だった。
大学の講義は、別に文部科学省で定められているわけではないから、
内容の重複が結構多い。
まあ、何度も言われることは
それだけ重要なのだと思って聞いているのだが…。

4限は人間工学。
このとき僕は、何度も彼女に目をやってしまった。
これで、次に会えるのはもう、2週間以上あとのことになる。
前とは違って、なんだか複雑な気分だった。
寂しかったり悲しかったりするだけではない。
もう、いちいち彼女のことで
動揺したりしなくてすむ、という感じもした…。

話の内容は、
確か、視角の範囲と操作機具の関連についてだった。
人間の視野はこの程度だから、
操作機具はこのような位置に置き、このように配置すべき…、
というような話だ。
最近の科学はこのように、普通に考えれば分かるとか、
常識的に考えればこうするだろうとか、
そういう話までも扱うようになってきている。
流通自体、そういう分野かも知れない。

流通を専門とすることで、
僕はいったい何を主張できるのだろう?
だから自分は優秀だと、言えるのだろうか。
今すぐ就職するわけでないが、
大学院への進学は、僕のレベルでは
デメリットにもなりうる。
能力的に不十分だから
大学院に進学するというのは、
いわば当たり前の判断だが、
それで能力が身に付かなかった場合、
かなり大きな問題になってしまう。

能力が不十分とは言ったが、
僕は自分のことを、同級生と比較して、
それほど劣るとは思わない。
優れているかどうかはその時々だろうが、
大きく劣ることはないはずだ。

そのまま就職することになれば、
その時の努力次第ではあるが、
まあ、どこかに就職できる可能性はあるだろう。
しかし、大学院に進学した場合、
僕は年齢という大きなデメリットを背負うことになる。
2歳上なら、実際に社会に出て、
2年働いた人間と同じだけ働けなければならない。
となると、それに見合うだけ、あるいはそれ以上の能力を
身につけていなければ、
大学院進学という選択はむしろ、マイナスに働く。

大学院へ進学するのは、
何も勉強のためだけではない。
これまで足りなかった自分の時間を大きく確保するのも目的だ。
しかし、それを無駄に使うと、
この選択が失敗に終わる可能性が高くなる。
彼女ではない誰かを好きになって、
その人のために時間を多く使うかも知れない。
しかしそんなことになると、
僕はその後の人生をその人のために、
大きく犠牲にすることになりかねない。
それでも何とかなるほど、きっと今の社会は甘くない…。

さて、先輩と待ち合わせをしている。
とりあえずこのくらいにしておくか。

2002/12/22 6:01


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