Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年12月19日(木) 誕生日

2002/12/22 (Sun.) 2:27
この日は、僕の誕生日だった。
せっかくだからその日のうちに
更新しておけばよかったのかも知れないが、
それをしていないのは、何度も言うように
Ragnarokのせいだ。

誕生日…。
これで僕も21歳だ。
この歳になれば、もうすっかり大人だと思っていた。
しかし、いったい何が変わったのだろう。
中学生の頃と比べても、とても成長したとは思えない。

確かに、知識は増えた。
工学という道を選んだ人間として、
ある程度のことは学んだはずだ。
だいたいの電気製品の概略の構造は分かるし、
知らないものでも、見ればどういう風に動いているのか想像はつく。
そのほかの科学についても、
一通り、どのようなものかということくらいは知っているはずだ。
しかし、それがなんになるのだろう?
僕にとってそれは、いったいどんな価値があるというのだろう?

あまりにくだらない例かも知れないが、
僕の同級生は、Windowsの名前も知らないのだ。
あの、Windows MeとかWindows 2000とかいうやつだ。
もちろん、その違いも知らない。
システム管理の経緯は設計思想の違いによって、
同じWindowsでも、これらには大きな違いがあるが、
そのようなことは、情報工学を学ぶ人間でも、
知らないことだってあるのだ。
だいたい、知っていたからと言って、どうなるものでもない。
ちなみに、Windows Meは、「エムイー」と読む人が多いが、
これは、「e」を小文字で書いて「ミー」と読むのが正しいらしい。
どうでもいいのだが。

この日は、2限に起きられず、
3限の時間から出かけた。
講義はなかったが、ゼミの課題をやっていたのだ。

その課題は、暇つぶしとしてよく知られている問題だから
ご存じかとは思うが、
4つの1桁の自然数に、何らかの四則演算を行って
10にするというものだ。
たとえば、5,2,2,2という数字があったら、
5*2+2−2で10にするとか、
5/2*2*2で10にするとか、
まあ、いくつかやり方は考えられる。
これを解くプログラムを作るというのが課題だ。

とにかく片っ端からやっていけばできるのだから、
普通に書いてしまってはおもしろくないということで、
僕は、そのプログラムをなるべく短縮することを考えた。
と言っても、たいしたことはしていないが。
たぶん、そのうち上げると思う。
暇なら見てみて欲しい。
Javaというのは英語に近い表現らしいので、
まあ、英語が分かる人なら、
何をやっているのかだいたい読めるだろう。
もっとも、命令文をそれぞれバラバラに理解できても、
それを構成して、1つの意味として理解できなければ、
プログラムを理解したり、書いたりすることはできないが。
まあ、長いプログラムではないので、
それほど難しくはないはずだ。

4限は、フランス語会話の講義だった。
初歩的な内容でも、それをずっとフランス語で話し続けるということで、
少々きつい授業ではある。
しかし、出席しているだけで単位をもらえるので、
まあ、講義としてみれば楽と言えるのかも知れない。

このとき、たまたま誕生日の表現を扱った。
どういう表現なのかは、もう忘れてしまったが…。
教官に誕生日を尋ねられて、何年の何月何日かを答えればよい。
もちろんそれだけではなく、歳を聞かれたりもするのだが。
まあ、最初に指名されなければ、
同じような表現で答えられるので、内容自体はそれほど難しくはない。
その時に、誕生日は今日だと答えたら、
みんなで祝ってくれた。
去年の誕生日には特に何もなかったので、
少し、嬉しかった。
たいしたことではないように感じたが、
思い出として、ずっと残っていくのかも知れない。

そのあと、一緒に講義を受けていた人と話をしていた。
いつも一緒にいる友人はアルバイトがあると言って帰ってしまったが、
その中の1人は6時まで用事がないとかで、
そのままずっと話をしていた。
もちろん、3時40分に講義が終わって、
そのあとずっと話し続けたわけではないのだが、
僕はこの日、父に頼まれた用事で
郵便局に行く必要があった。
だから、その人が帰るのにつきあって、
郵便局まで一緒に行った。
それも合わせると5時過ぎまでしゃべっていたから、
合わせると1時間以上、ずっと話をしていたことになる。
こんなに長い間1人の人と話をしたのは
本当に久しぶりだ。
ただ、その人は本当によく話す人で、
僕はほとんど聞いてばかりだったが…。
しかし、それだけいろいろと話をするってことは、
僕にそれだけ言いたいことがあるってことだ。
最近、人間関係の希薄さが悲しかったので、
そういうことも嬉しく感じた。
まあ、でなければそんな長話をしないで帰っていただろうが。

そのあと、少し研究室に寄ってみた。
3限の時間、プログラムの練習をしていた友人がいるかどうか
様子を見に行ったのだ。
で、結局その友人はいなかったのだが、
僕は少しそこでPCの設定などをして、帰った。
そうしたら、5時過ぎだったはずの時間が6時になっていた。
ちょっといじっただけのつもりだったのに、
6時になるとは思わなかった。
僕も、かなりPCが好きらしい…。
まさか、設定をしているだけでそれほど時間が経つとは。
まあ、これから長い時間、使い続けるPCだ。
きっと、無駄な時間ではないだろう。
OSはWindows 98なので、
どんなにがんばっても長時間使い続けることはできないだろうが。
まあ、少なくとも今は安定している。
必要なソフトは入っているので、
これ以上は手を出さない方が賢明かも知れない。

家に帰ったあとは、
請け負ったきり、ずっと放置していたアルバイトを終わらせた。
そんなことをしていたおかげで、
翌日、遅れてしまうことになったのだが…。

2002/12/21 4:35


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