2002/12/12 (Thu.) 0:17 String.length: 2285 Lines: 132 とりあえず、睡眠時間を確保しなければならないので、 今日も手短に…。 今日は、時間はあったのだが、 弟がPCを使っていたので、 結果として時間がなくなってしまったのだ。
今日は、朝からいいことがあった。 今年は何度も何度も思っているが、 何かあったとき、退いちゃいけないな。 僕が考えるような危惧なんて、 冷静に考えてみれば、本当に些細なことに過ぎない。 細かいことを気にするくらいなら、 何でもいいからやってみればいいのだ。 科学的な姿勢ではないが、大事なことだ。
講義は、2限から。 今日は、友人が来ていなかった。 2限も3限も5限も、1人だった。 まあ、休み時間はともかく、 講義に友人なんていてもいなくても、 別に問題などないのだが…。
ちなみに、1人は徹夜でレポートを書き、 1人はなんと、2003年問題の調査のため、 三菱商事まで出かけたらしい。 いったい、何なのだろう…。 いつも一緒に行動すると言ったらだいたいその2人なので、 結果、1人になってしまったのだ。 どうやら、教室の一番前に座ろうという 酔狂な人間は、そう多くないようだ。
文学は、Jane Austenについて。 英文学の中で、もっともおもしろいと言われることすらあるらしい、 「傲慢と偏見」についてだ。 簡単な紹介をされたのだが、 それを聞く限りでは、要するに恋愛小説という感じだった。 確かにおもしろそうだった。 機会があれば、一度読んでみようと思う。 恋愛小説にしては変わったタイトルだ。
3限は応用化学。 今日は、吸収スペクトルについて。 ピークの出方などの話が中心だった。
4限には、流通情報工学ゼミナール。 これに備えて一生懸命プログラムを書いたのだが、 なにも聞かれなかった。 あらららら。 ちなみに、来週の課題は、 カウントソートとそのベンチマークテスト。 ご存じだろうか?カウントソート。 基本情報技術者のテキストには登場しないと思うのだが…。
これを用いるには、 すべての配列の値が異なっていなくてはならない。 まあ、あとは簡単だ。 自分とその他の配列を1つ1つ比較し、 大きかった方をカウントする。 結果として、カウントの大きかった方が数値が大きいということになる。 順番に数えるだけの、比較的単純なアルゴリズムだが、速いらしい。 まあ、あまり複雑なアルゴリズムになると、 それほど速度は期待できないのだろうが…。 ちなみに、これによって、1〜Nまでの重複しない乱数を発生させる。 他にもいろいろアルゴリズムはあるようだが…。
5限は、情報管理システム。 フレームの話だったが、眠くてよく分からなかった。 部屋を暗くされると、どうしても眠くなってしまう。 あと、今週は少し風邪気味なので、 どうしても眠気がするのだ…。
ちなみにこの「アルゴリズム」という概念、 ヒューリスティクスと対立させてとらえる考え方があるらしい。 ヒューリスティクスというのは、思い切りいい加減に言えば、 人間的な考え方だ。 類推と勘に頼る考え方と言っていい。 その特徴は、どのようなアルゴリズムにもあり得ないほどの超高速の情報処理と、 それ故にもたらされるエラー。 また、信頼性が低いことも特徴と言えるだろう。 同じような状況を再現しても、必ず同じ答がもたらされる確証はどこにもない。
人間は、このヒューリスティクスを、 ほとんど先天的に備えていると言っていい。 実際の情報処理は後天的に身につけることだが、 ハードウェアとしては、そもそも人間なら誰しもが持っているもののはずだ。 これを生かさない手はない。
そのようなことを、 ロジスティクスゲームのレポートに書こうと思う。 このレポートは、全部で15枚以上という指定がある。 この規模のレポートを書いた経験はほとんどないので、 少し、この日記上で考えてから、まとめてみようと思う。 普通に考えて、15枚になるほどの内容はない。 なんと言っても、高々450分なのだ。 しかも、最後の1回は発表だし、最初の1回は練習だった。 実質、270分だったのだ。 特に実験などもしていないわけだし、 演習だけを15枚に仕上げるのはなかなか大変だ。 仕方がないので、データなどをなるべく詳細に記そうと思う。 データをたくさん並べれば、それだけその解説や、考察を書けるだろうと思う。
ところで、血液型診断や、姓名判断。 科学的根拠がないと言われているが、これらは本当に信頼できないのだろうか? 僕は、そのようなことはないと思う。 理由は、世の中の知名度だ。 特に、姓名判断の方はそうでもないが、 血液型診断の方は、内容が単純なだけに、 かなり広く知れ渡っている。 まあ、僕は知らないのだが…。
だからどうなのかと言うと、 このような血液型診断、それを信じている人は少なくないはずだ。 そのような人は、元の性格はともかく、 その血液型診断の影響を受けて、 それっぽい性格になっているはずだ。 そのように、血液型診断にしろ、姓名判断にしろ、 判断された人間が診断通りに行動する傾向がありそうな気がする。 だから、両方ともある程度の傾向を示すだろうと思うのだ。
強く信じれば、事実でないことも事実になる。 人間の心は、非常に高度なシステムで成り立っているが、 それだけに、扱われる情報の変容は非常に激しい。 ものをそのままとらえているとは言いがたい現状だ。 記憶は歪むし、最悪の場合、まったく違うものにだって変化する。 裁判の目撃証言だって、必ずしも信用できるものじゃないのだ。 誘導尋問によって、その人自身が作り上げてしまった幻かも知れないのだ。
眠いし、時間がない。 今日はこのくらいで…。
2002/12/12 0:55
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