2002/11/07 0:10 Access: 3885 (+46) Words: 4049 Times: 78min (1h 18min) Profileをアップしました。
この異常なアクセス数は何だろう? まさか、本当にこれほどの人が読みに来てくれたのだろうか。 それにしても、いったいこの46人のうち、 どれだけの人が最後まで読んでくれたのだろう。 僕自身で踏んだ分も、相当あるだろうし。
今日は、不満がいくつか。 1つ目。理系受験のための高校生活ガイドとかいう 本を読んだ。 この本によると、高校1年生の頃から2時間勉強し、 それ以外にもいろいろと勉強しなければならないらしい。 そんなことで高校生活が楽しめると、 本当に思っているのだろうか。 この著者の考えていることが信じられない、 と思って腹が立ったのだが、 今になってみると、別にたいしたことではないように思える。 漫画を立ち読みして家に帰って、 食事をして風呂に入ると、 この程度の怒りは消えてしまうものらしい。
だいたい、冷静に考えてみれば、 この著者の言うことはもっともだ。 実際、それだけ勉強すれば、確かに国公立大にも 入れるだろうと思われるだけの内容を書いてある。 まあ、実際は本人の努力次第だろうが。 ただ、受験に対する考え方は、傾聴に値するものだ。 さすが予備校講師というだけのことはある。
2つ目は、電波少年だ。 詳しい話を書くだけでもイライラするので、 あえて詳細は記さないが、 民主党の鳩山代表の演説を、くだらない企画で邪魔をしたという話だ。 あんな番組を作るような奴は、一度死んでしまえばいいと思う。 テレビというメディアの最大の失敗が、 バラエティという名の人権侵害番組を作り出したことだと思う。
3つ目は、個人的なことだ。 事情があってあえて焦点はぼかすが、 たぶん、見る人が見れば、何を言いたいのか分かるだろう。 僕は、こんな風にプライベートをなるべく ありのままに記していこうと思っているが、 それはそれとして、プライベートに干渉されるのは嫌いだ。 メールなどでの感想は歓迎するが、 直接、延々と語られるのにはうんざりする。 やはり、鎧を外せるのはネット上だけなのだ。 話をするなら、時と場所と相手と話題を考えなければならないのだ。
これは、誰のせいでもない。自分のせいだ。 むやみに防御を解いた自分が悪い。 誰しも、守らなければならない心の領域というものが存在する。 僕のように、デリケートなんていう言葉とは ほど遠い精神構造の人間でも、それは言えるのだ。 自転車のカギを外したまま放置すれば盗まれるのと同様、 心の防御を解き放ち、むやみに外にさらせば、 そこに侵入されるのはやむを得ないことなのだ。 そこであえて踏みとどまれる人間もいるが、そんな人間ばかりとは限らない。 だから、3つ目は、自分自身が許せないという、どうしようもない不満だ。 明日から、注意しようと思う。
Internetというメディアであれば、 どのように攻撃されても、僕は自分の心を守る自信がある。 結局のところ、心が傷つくというのは、 相手に傷つけられるのではない。 自分で自分を傷つけるのだ。 相手に攻撃されていると感じ、自分に刃を突き立てるのだ。 だから、僕のように、文章から相手の敵意を読みとれない人間は、 文章から刃を抜き出して、自らに突き立てることはない。
しかし、直接面と向かえば、それはまったく変わってくる。 相手にそのような意志がまったくなくても、 人間は、自分が糾弾されていると感じ、責められていると感じ、 自分で自分を追い込み、心を押しつぶすことになる。 リアルタイムで会話を続ける以上、 Internetのように、冷静に文章を読み直す時間はないのだ。 また、相手が言ったことも、その概要以外は即座に忘れ去る。 完全に覚えていない相手の言葉を自分なりに解釈し、 結果、誤解し、その言葉は自らの胸に突き刺さることになる。
自分で自分を勝手に傷つけているだけなのだから、 その要因を作った人間は、まったくそれに気づかない。 結果、僕の変な動揺を、まったく違う原因から来たものだと推定するのだ。
今日は、2限からの講義だった。 少し遅れたが、ちゃんと受講することができた。 2限は文学。 主に英文学、それも小説を扱うらしい。 だから、英文学を扱っているにもかかわらず、シェークスピアが出てこない。 ロミオとジュリエットが、非常に好きなのだが。 シンプルで恋愛の神髄を見事に指摘する優れた作品だと思う。 知らない人は少ないと思うが、 貴族というがんじがらめの社会慣習に縛られながらも 必死に自分の思いを貫こうとした2人が、 結果として死を迎えるという、悲劇だ。 しかし、この物語が一般に悲劇と言われているかどうかは知らない。 死によって分かたれてはいるが、 2人の心は物語を通して、ずっと1つだからだ。 ちなみに、無教養だと公言するようで情けないのだが、 シェークスピアの作品は、ロミオとジュリエット以外はほとんど知らない。 この作品だけなら、ほとんど筋を空で言えるほどなのだが。 なんせ、英語劇で演じたほどだ。
3限は、応用化学。 先週同様、特に述べるべき点はない。 非常にややこしい、光と物質の相互作用について扱った。 はっきり言って、とても使えるほどには理解できていない。 まあ、知っておけばいいというレベルだろう。
5限は、情報管理システムだ。 今日は、オイラーグラフについて講義を受けた。 なんだそれは?と思われるかも知れないが、 一言で言ってしまえば一筆書きだ。 始点と終点が同じ一筆書きがオイラーグラフ、 違うものなら半オイラーグラフと呼ぶそうだ。 その応用として、Chinese Postman Problemも扱った。 ようやく、まともな例題を扱った、という気分だ。 まあ、ダイクストラ法もまともと言えばまともだが。
この講義の前に、少し彼女と話をすることができた。 どうやら、11月10日の基本情報技術者のモニター試験、 彼女と同じ時間に受験できるようだ。 同じ部屋ではないが、それは仕方ないと言うべきだろう…。 モニター試験であって、特に合否には関係しないにも関わらず、 彼女は勉強をして、臨むらしい。 僕とは違って、ずいぶんまじめだ…。 僕は、レポートがあって、とてもそんなことをしている余裕はない。 せいぜい、金曜日の夜にテキストを読んでおくくらいだ。
そして今日は、本当に久しぶりに、彼女と一緒に帰れた。 すべての不安は杞憂に終わったのかも知れない。 久しぶりに、晴れやかな気分だ。 電波少年の件も、普段だったら日本テレビに メールの一通でも書いていたかも知れないが、 今の僕は、何でも許せる気分だ。 この程度のことでこんな気分になるとは…。
ちょっと前から疑っていたが、 依存系の精神疾患にかかっているのではないだろうか。 自覚症状はないが、冷静に自分の行動を思い返すと、明らかに異常だ。 周囲の人にも「気持ち悪い」などと言われる。 そんなことは分かっているつもりなのだが、自制できない。 まあ、周囲の人は周囲の人であって、 すべての判断を周囲の人が言うことによって決めるべきではない。 結局、もっとも大事なのは自分がどう思うかだ。
ちょっと、精神分析を受けてみたい気分だ。 物事を見る視野が狭くなり、躁傾向が出ていて、 彼女のことがずっと頭から離れない状態が続いている。 知的だからとか、優しいからとか、そういう理由ではないのだ。 もう、彼女が彼女だから、それ以外の理由なんて何もいらない状況なのだ。 例え彼女が記憶喪失になっても、僕を嫌うようになっても、 僕の知らないことを突きつけられても、彼女のことを好きでいつづけるだろう。 中途半端な状態が続いているだけに、 近づくこともできないが、離れることもできない状況が続いている。
今日は、彼女から目が離せなくなってしまうことが、数回あった。 気を付けなければ、まずいことになる…。 他のことなんてどうでもいいが、とにかく、 彼女に不快感を与えることだけは避けなければ。
今日、思ったことは2つ。 基本情報技術者試験に必要な知識について。 前半と後半に別れているのだが、 まずは前半。 これは、情報系の学生であれば常識の範囲内だ。 一生懸命勉強している人もいるが、 僕はそもそも、大学の講義で聞いていることがほとんどだ。 受けていれば、たぶん通ったはずだ。 計算問題が最大のネックだが、彼女によると、 今回は計算問題がなかったらしい。 後半だって、プログラミングで卒論を書こうとする人間が、 手こずるようなレベルではない。 要するに、まともにやっていれば落ちることなどないはずの試験なのだ。
で、試験というものに合格したければ、どうすれば良いだろうか。 一番確実なのは、問題用紙を盗んで、それに合わせた解答を用意することだ。 うまくやれば、これで満点を狙える。 どうも彼女には、こういう発想を真剣に考える 思考が欠けているように見える。 そんなことを考えてなんになるのかと思うかも知れないが、 ちゃんと考えれば、いくらでも発展の可能性はある。
まず、問題を盗むというのは現実的でない。 であれば、それに該当する手段として何が考えられるか。 まずは、問題の予測だ。盗む代わりに、過去の傾向から予測するのだ。 このように、問題を知るという発想から過去の傾向を考えれば、 ただ漠然と過去問を見るのとは違った、新しい見え方になるはずだ。 これは、ある意味でテクニックだが、 テクニックも器用に人生を渡っていく上では重要なことだ。
ああ、眠い。 さすがに、4時間程度しか寝ていないと、かなり眠い。 明日は1限からなので、あまりのんびりはしていられない。 睡眠時間は4時間半弱か。 明日は、1限から彼女と一緒の講義だ。 彼女が講義を休むことはまずない。 行けば、会えるはずだ。なんとしても、這ってでも起きなければ…。
ということで、睡眠時間確保のためにもこんなもので。
2002/11/07 1:26
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