Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年10月17日(木) 穿つのか、亘るのか

2002/10/17 2:11 3,453字 88分
疑問に思ったことがあるので、それだけ記して寝ようと思う。
昨日の日記、「微に入り細を穿つ」という表現を用いたが、
この表現が正しいのかどうか、ということだ。

Internetを使って調べてみた結論は、
「わからない」ということだ。
もっとしっかり調べれば分かるのかも知れないが、
5分ほど適当に検索をかけただけでは分からなかった。
ただ、「微に入り」から始まることわざの使われ方としては、
3種類が存在する。

一番多いのが、「微に入り細に入る」という言い方。
次に多いのが「微に入り細に亘る」という言い方。
そして、最も少なかったのが「微に入り細を穿つ」という言い方だ。

ただし、「亘る」のと「穿つ」のではニュアンスが違うから、
これはどちらも許された表現と考えるべきだろう。
問題は、最も多かった「細に入る」という表現だ。
これ、実は糸井重里という有名人も、この表現を使っていた。
実はこれ、間違いであると明確に指摘しているページがあったのだ。
現実問題、多く使われているのだから
必ずしも間違いであると言い切れるものではないが、
学問的に言って間違いである可能性は高そうだ。

ただし、この言葉の使い方として最も適切なのは、
「微に入り細に亘る」という表現ではなかろうか。
たいした問題ではないのかも知れないが、
「穿つ」では、同語反復に近い表現で、
あえて「微に入る」という言葉のあとにつなげても、
強調以外の意味を持たせることができない。
しかし、「細に亘る」という表現をすれば、
細かいところまで視野を広げる、というニュアンスを持たせることができるだろう。

2002/10/17 2:20

2002/10/17 20:33
レポートを書かなければならないが、まったくやる気がしない。
なんだか暑いし、体調も悪い。
昨日の夜は、弟と話し込んでずいぶん遅くまで起きていたし。
おかげで、今日の一限の講義に出られなかった。
そう言えば、この講義は彼女も出ると言っていたのに。
そのことをもっと強く意識していれば、
例え睡眠時間2時間でも、ちゃんと起きられたに違いない。
最近、彼女は意欲が減退気味らしいが、
それでも、単位を持っている科目に1限から出席しようとしているくらいだから
そもそもの発想法が、僕とは異なるに違いない。

水曜日に彼女と結構話ができて調子に乗っていたが、
やはり、調子が悪いのはいかんともしがたいらしい。
しかし、とりあえずこの日記を書く調子はいい。
どうやら、少し暑めの気温が、キーを叩くには適しているようだ。

というわけで、もう少し調子が出てきたら
レポートを書こうと思う。
とりあえずはこのまま日記を書き続けて…。

今日は、フランス語会話の講義を受けてきた。
他に、流通経済論の講義もあったのだが、
上に書いたように、朝起きられず、出席できなかった。
初回の講義なので、出席するべきだったのだが。
弟と相部屋だと、こんな弱点もあるわけだ。
目覚ましはセットしていたのだが、
鳴っていたことに気づかなかったか、
目を覚まさずに目覚ましを止めてしまったかのどちらかだ。
もはやPHSを開く動作は条件反射に近くなってしまっている。
無意識のうちにやってしまっていても、大きな不思議ではない。
かなりすごいことじゃないかとは思うが。

書いていてもちっとも調子が良くならない。
どういうことだろうか…。
やはり、風邪を引いてしまっているようだ。
とりあえずは、正規分布表を用意することにしようか。
これなら、風邪を引いていようが関係ない。
印刷すれば終わりだ。
…今のプリンタの調子では、印刷したとしても
判読が難しくなってしまうかも知れないが。

ああ、Ragnarokをやってしまった。
レポートどうしよう…。
たいしたレポートじゃないが、
ここで時間をかけると睡眠時間がどんどん削られる。
体調不良のこの時期に、それは致命的だ…。

…というわけでレポートを書いた。
彼女が図を貼り付けてその説明をした、と言っていたのに
影響されたのか、僕は字をびっしり埋め尽くしてしまった。
ま、まずい…。
日記やメールだけでなく、レポートまで無駄なことをずらずらと書き連ねるように
なってしまったら…。
参考までに、レポートの編集時間は46分だ。
A41枚のレポートなら、まあ、ぎっしり埋めてもこんなものだろう。
ちなみに、この日記の編集時間は、
昨日の分も合わせてここまでで65分だ。
毎日毎日、レポートよりも多くの時間を日記に費やしているわけだ。

レポートを印刷してみた。
…ま、まずい。
これは噴飯ものだ。
前からプリンタの調子は悪かったが、これはかなりまずい。
読めないことはないが、明らかに印刷がおかしい。
…一応、無駄な抵抗としか思えないが、
フォントを変えて印刷してみることにする。
まあ、MS UI Gothicは印刷には向かないし、
たまにはそんなのもいいだろう。

…やはり無駄なあがきだった。
所詮、インク詰まりしてしまったプリンタでは、何を印刷しても
乱れるものは乱れるようだ。

レポートの文字数は参考資料の分なども合わせて1361字。
一日分の日記より少ない…。
いくらA41枚という指定とは言え、
そんなものを提出してしまっていいのだろうか?
せめて、もう少し読みやすくなるような工夫をすれば良かった。

ちなみに、大学生の常識として、1つ記しておく。
大学生でなくても常識かも知れないが、
A41枚と言ったら、それは1600字のことだ。
特大のフォントで原稿用紙1枚分書いても、
それは、A41枚とは認められないのだ。
だから、細かいことを言えば、僕のレポートも文字数は足りないことになる。
しかし、それを言ったら図を貼り付けたと言う彼女は
1000字にも行ってないだろうし、
だいたい、レポートで重要なのは文字数ではなく内容だ。
自信があるなら、文字数なんぞにこだわる必要はまったくない。
例え200字や300字でも、自信があるならそれでいいのだ。
僕が文字数にこだわるのは、内容に自信がないからだ。

ただし、普通にレポートを書く場合、
体裁を整えるだけでも200文字や300文字くらい使ってしまうと思う。
レポートのタイトル、提出日、自分の識別(学籍番号など)、
氏名、レポートの課題内容などを、本文の前に書く必要がある。
もちろんこれは僕が書いているような簡素なレポートの場合であって、
きちんとしたレポート、つまり、報告書として要求されている場合には、
その要求に応じた情報を記す必要が出てくる。
例えば、そのレポートが誰に宛てたものかとか、
レポートの管理者は誰なのか、分類はどのようなものか、ということだ。
ちなみに、Wordのプロパティを見るとそのような項目が並んでいるので、
暇だったら確認してみるといい。参考になるだろう。
ついでに言うと、レポートの宛先は、
僕の場合は担当教官以外の何者でもないので不要であり、
レポートの管理者だって、当然僕かその教官以外にあり得ない。
分類だって成績評価用のレポート以外、あり得ない。
別に、簡素だから省いているのではなく、必要がないから記していないだけだ。
必要があれば、随時書かなければならない。
その辺は自分の頭を使うことだ。
…レポートというのは、内容を書き始める前に
これだけいろいろ考えなければならないから疲れるのだ。
そのくらいで疲れるなよ、と言われそうだが。

さらに、レポートを書き終わったら、そのあとにも情報を記す必要がある。
本文中に注をつけた場合、その注に関する説明文や、
引用をした場合、引用元を示さなければならない。
僕のように手抜きのレポートを書く場合、その引用元はだいたいWebページになるが…。

学術用のレポートに用いる場合、
ある程度著作権などの問題には目をつぶる、ということが行われる。
もちろん、それは大学側の解釈であり、
著作権を侵害された方にしてみればたまったものではないのかも知れないが。
とにかく、学術用に用いる限り、つまり、商業用に用いない限り、
引用はある程度自由にできる。
ただ、「(C) Copyright 19XX-2002 XXXXXXXX. All rights reserved.」
などの記述があった場合、
その人は著作権を明示的に主張していることになるはずなので、
むやみに引用しない方が身のためかも知れない。
具体的な意味はよく知らない。
ご存じの方がいらっしゃったら教えてください。

さて、明日は一限だ。
そして、今すぐ寝たとしても、
もう4時間しかない。
風呂にも入らねばならない。
だから、このくらいにする。

2002/10/18 1:24


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