2002/10/16 14:36 2781字 46分 今日は、3限の講義を受けた後、 4限がないので空き時間があった。 だから、その時間を利用して、この日記を書いている。 つまり、今は大学で日記を書いているわけだ。
変わるわけはないが、 相変わらずこの大学の漢字変換は精度が悪い。 さらにそれだけでなく、このコンピュータは異常にレスポンスが悪い。 文字を入力してから表示されるまでにタイムラグがあるのだ。 僕はミスタッチが多いので、このタイムラグは修正するときに 膨大なタイムロスを生じさせる。きわめて不便だ。 それにしてもこのラグはひどい。 僕はここ数日の日記をLibrettoで書いているが、 クロックスピード266MHzのNotebook PCよりも、明らかに劣る。 コスト逓減の必要性は十分理解できるのだが、 それでも、最低限のサービスは提供してほしいものだ。 この性能では、とてもレポートを書くのに堪えられるものではない。
ためしに、Webデザインのモードから 標準モードに変更してみた。 多少マシになったが、それでもタイムラグを感じる。 印刷レイアウト表示にしても、大差はない。 どういう仕様になっているのか知らないが、 入力と同時に文字が表示されないワープロなど、 必要最低限の性能すら満たしていないとしか言えない。
まあ、大学の環境に対する不満はこの位にして、 本題に入ろうと思う。
今日は、応用化学の講義を受けた。 この後、情報管理システムの講義がある。 今は大学の教育用計算機室にいて、 隣の列には彼女が座っている。 また例のごとく、迷っているところだ。 適当に書いたら、ちょっと話をしてみようかと思う。 その前にどこかに行ってしまったら、そのときはそのときだ。
大学でWordを使って書いているわけだから、 当然、そのファイルを保存することになる。 一応セキュリティの設定はしたが、 この大学のセキュリティは大丈夫なのだろうか。 僕はほかの学生のファイルを散々見て回ることができたが…。 レポートを盗むくらいのことは簡単にできてしまう。 何を考えてセキュリティの設定をしたのか知らないが、 読み取り可能な状態にしておくのは異常としか思えない。
この日記を保存しているフォルダは、 Windows 2000から設定の変更を行った。 そのため、Windows NTからその内容を見ようとすると、 Windows NT5.0によって変更されたと表示される。 4.0の段階から、ある程度想定されていた仕様らしい。
今日は、Loots(コーヒー)の新作が出ていた。 リアルブレンドと味の違いがよくわからなかったが、 結構おいしかった。 それにしても、やはり大学には早く行くべきだ。 コーヒーを飲みながらうろうろしていたら、 ばったり彼女に出くわしたのだ。 …いつも同じ場所を歩いているので、 偶然と言えるほどのことではないが、 それでも、遅刻していたら会えなかったことは確かだ。
こんなことを書いていて、 セキュリティの設定を失敗してしまっていて、 彼女が読んでいたらどうなるのだろう? もはや笑うしかない。 一人、パスワードが分かる友人のアカウントがあるので、 そいつを使って自分のフォルダをのぞいてみようと思う。 まあ、他人のフォルダを覗き見するような くだらないことは、僕以外の人はしないと思うのだが。
よしよし、大丈夫だった。 きっちりアクセスは拒否された。 ちゃんとクライアントにセキュリティ設定の権限は与えられているようだ。 しかし、僕はたまたま気づいたからいいが、 ほかの学生は知らない間に 他人からファイルが覗かれるようになってしまっているわけだ。 システムの管理者だったらともかく、 同じ大学の同級生たちに見られるなんて たまったものではないのではなかろうか。
それにしてもこの大学、時計の設定もひどい。 今、この端末の時計は3時17分を示しており、 サーバは2時56分を示している。 そして、今の時間は3時4分だ。 どちらも10分ほどずれている。 クライアントには時計を修正する権限はないので、 僕にはどうしようもない。 Power Userだったら変更できるのかもしれないが、 あいにく、学生にはUser権限しか与えられていないようだ。
それで応用化学の講義なのだが、 今日は光の定式化の話だ。 前回は波動の定式化だったので、 少しだけ具体的な内容に入ったわけだ。 パラメータを示して、指数表現に触れて、 パラメータの詳細に話が入ったところで 今日の講義は終わった。 可視光の色は波長によって決まると言われているが、 実際に感知するときは、光の持つエネルギーによって決まるという結論だ。 だから、たとえ光を水の中に通して、 波長が短くなったとしても、 感知した際の色は変わらないわけだ。
まあ、そんなような話だった。 大学3年生にしてはずいぶんレベルが低いように感じられるかもしれないが、 そういう内容を好む教官であり、そういう大学なのだ。 ただ、今日はなんだか調子が悪そうだったが。 いつもかなり詳細に、微に入り細を穿つような説明をするのだが、 今日はそんなこともなかった。 …「微に入り細を穿つ」くらい変換してほしいものだ。 それとも、表現が間違っているのだろうか? 間違っていたらそれはそれで、ATOKなら指摘してくれるのだが。 まあ、ないものねだりをしても仕方ないのだが。
これで2139字。 結構書いたつもりだったが、まだそうでもないようだ。 今日は調子がいいので、時間の許す限り書こうと思う。 そんなことをしているうちに彼女がいなくなってしまうかもしれないが、 それはそれで仕方のないことだ。
と思ったが、 この時点で書くべきことは…。 ああ、そうだ。 もうひとつ思ったことがあったんだ。
なんだ、あの新聞は! 今日の朝刊を見ただろうか!? 拉致問題が、どうしてあれほど大きく扱われるのだろうか。 国を上げて、北朝鮮に敵意を示したいのだろうか。 そんなに北朝鮮に攻撃してほしいのだろうか。 もしかしたら、北朝鮮に攻撃してもらって、 反撃して叩き潰す名目をほしがっているのだろうか。 いったいいつからこの国は、こんなに好戦的な人間が集まるようになったのだろう。 確かに、当事者にとってはつらい出来事だっただろう。 しかしそれを、ここまで大きく取り上げる必然性はないはずだ。 北朝鮮もほかの外国と同じように、 パートナーとしてともに歩むべきであることははっきりしている。 そんなときに、これほど強い敵意を示してどうするのだろう? …首相官邸にメールでも書いてやろうか。 僕一人の意見が影響を与えることなどほとんど考えられないが、 それでも、何もしないよりはマシだ、…と思う。 独裁体制さえ何とかすることができれば、 ちょっと特殊な国民性ではあるが、普通の人が暮らしている国なのだ。
まあ、今日はこんなもので。 ちなみに、これから家庭教師の仕事があるので、 もうこれ以上は更新しないと思う。
2002/10/16 3:14
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