Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年10月13日(日) Ragnarokの日々

2002/10/14 2:51 1,750字 28分
最近、本格的に更新が2日に一回ペースになってきた。
これはいけない…。

今日は、本当に書くことがない。
なぜなら、Ragnarok以外何もしていないからだ。
しかも、そのRagnarokも、
効率の悪いパーティを組んだせいで、
全然レベルが上がらなかった。
まあ、1人で地道にレベル上げするより、
効率が悪くてもみんな一緒の方が楽しいのだが。

これ以外、本当にない…。
仕方がないので奥の手を使うことにしよう。

時事問題!
これこそ、いつの時代も絶えることなく提供され続ける、
格好のネタだ。

…しかし、それほど興味を引く問題はないなあ。
北朝鮮の拉致問題くらいか。

前も書いたことなのだが、
この拉致問題をあまり重視しすぎると、
肝心な問題がおろそかになりかねないと思う。
この問題はあくまでも副次的な問題で、
最も重要な問題ではない。
関係者にとっては最重要な問題であることは間違いないが、
それは日本政府や日本国民にとって
最重要であるということには、当然のことながら、ならない。

重要なのは、北朝鮮との国交を樹立することだ。
もちろん、国交樹立そのものが重要なのではなく、
それによって安全保障を図ることが重要なのだ。
国交を樹立することができれば、
ほとんど口先だけで、膨大な軍事費と、
何よりも生命の危機という不安を大きく減らすことができる。
戦争と比べれば、交通事故どころか、
雷に当たって死ぬのと似たような確率で起こる拉致事件なんて
どうでもいいと、僕は思う。
それに、国交さえ樹立できれば、
日本と北朝鮮は友好国同士ということになる。
必然的に情報も多く行き交うようになり、
拉致をする必要性が少なくなり、リスクが増す。
あえて日本人を拉致して日本の情報を聞き出したり、
工作員を養成したりしなくても、
普通に情報が流れてくるだろう。
それに、北朝鮮の情報が日本に流れやすくなるということは、
それだけ拉致の隠蔽が難しくなるということだ。
感情的に北朝鮮を敵視するのではなく、
冷静に問題解決の糸口をたどれば、
今、どうすべきかは自ずと見えてくるはずだ。
僕にだって分かるのだから、それほど難しい問題ではない。
ちなみに、国交を樹立したからって
情報が行き交うとは限らないと思うかも知れないが、
それをなすのは外務省の責任だ。
国交を樹立した国とろくに情報交換もしないようでは、
外務省としては失格だ。
しかし、倫理観はどうだか知らないが、
事務処理能力だけは、日本の官公庁というのは一流のはずだ。
期待して構わないと思う。
民業圧迫と思えるほど優秀な人材が集中しているのだから、
きっとできるはずだ。
別に皮肉でも嫌みでもない。
僕の知っている限り、キャリアというのはそういう人種だということだ。

この問題に関する限り、
小泉首相の反応は正しいと思う。
と言っても、すべてを知っているわけではないのでなんとも言えないが。
初めに拉致問題より外交を重視したのも、
上記のような理由を考えれば当然のことだ。
そして、世論の盛り上がりに応じて拉致問題に取り組み始めたのも、
現代の世論というものの性質を考えるとやむを得ないことだ。
平和のためにはよけいなことを気にするべきではないが、
ここまでひどい盛り上がり方をしてしまうと、もはや無視するわけには行くまい。
さらに、帰国すればそれでいいと思う人も多いようだが、
一度取り組み始めたことなのだから、
最後までやらなければならないのは政府として当然だ。
だからこそ、いちいち突っつくべきではないのだ。
とは言え、すんでしまったことは仕方がない。
なるべくダメージの少ない形で収束することを願うしかない。
この問題を片づけたら、いよいよ本論に入れるのだ。
そのときには、北朝鮮側も、
日本の感情的な反応を聞き流すくらいの余裕を見せて欲しいものだ。
まあ、北朝鮮の方が世論を気にしていない分、
外交に余裕が感じられるが。
でなければ、拉致を認めるなんてできなかったに違いない。
しかし、認めてしまったことは、
この日本の反応を考えるとマイナスだったかも知れない。
曖昧なままなら、曖昧を美徳とする日本人のことだから、
反応も曖昧ですんだに違いない。
関係者は激怒するだろうが、それが日本全体に波及することはなかっただろう。

こんなところか。
ああ、眠い。

2002/10/14 4:04


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