Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年10月11日(金) 流通経済論

2002/10/12 23:11 2,524字
最近、ずっと2日に一回しか更新していないような気がする。
Ragnarokにはまっちゃってるからなあ。
今日も、2時に待ち合わせをしている。

この日の講義は三限からだった。
朝は7時頃に起きて、ずっとRagnarokをやっていた。
そして、少しやり過ぎて、講義にちょっと遅刻してしまった。
…注意しなければ。
人とコミュニケーションが取れるのはこのゲームの醍醐味だが、
大学に行くなら、離れにくい状況を作るべきではない。

三限の講義は流通政策論だ。
初めに、何かアンケートのようなことをしていたが、
遅刻してしまったので何も書けなかった。
成績評価には使わないらしいが。
いったいどうなることやら…。

眠くていまいち思い出せないが、
講義の内容は流通の実態についてだ。
これまで工学的に論じてきた流通を、
一般的な商取引の観点から論じている。
いくら特色ある課程だからと言って、
他と違うことばかりやっていたのでは良くないということなのかもしれない。

日本の流通業界は、
零細企業が非常に多く、卸しが大きな力を握っている。
最近はその傾向に変化が見られるものの、
その変化は未だ不十分だ。
「そうは問屋が卸さない」と言うほど、問屋の力が強かった時代があるのだ。

さらに、日本の小売業は、昔からリスクを負ってこなかった。
本屋などが特に顕著で、
売れなければ返せばいいだけなので、
小売業としては何も考えずに商品を陳列していた。
逆に言えば、小売業は上流の業者の指示に従うことを
義務づけられていたとも言える。

そのような店を業種店と呼ぶのに対して、
新しいタイプの店を総称して業態店と呼ぶ。
卸しの言うように商品を陳列するのではなく、
小売店が自らの才覚を頼りに、陳列する商品を決定するのだ。
いろいろあるが、個々について述べても仕方ないので割愛する。
具体例は腐るほどあるが、
コンビニエンスストア、ドラッグストア、
紳士服専門店などのカテゴリーキラー、
ディスカウントストアなどが挙げられる。
DIYの店や、百貨店なども業種店と言うことができる。

四限は休講だった。
だから、友人が買ってきたJ-SH52の説明書をゆっくり読んでいた。
すごいすごいと思ってみたが、
実物とその説明書を見てみると、さらにすごい。
携帯電話も個々まで来たか、という印象を受ける。
PHSにコンプレックスはないが、この性能の差は愕然とさせられてしまう。
ついでに言えば、J-PHONEはメールのサービスが
非常に充実している。
これは別にJ-SH52に限った話ではない。
J-PHONEの携帯電話ならどれでも使えるサービスがほとんどだ。
ポーリングサービスなどは非常に便利だ。
僕が遅刻したときなど、友人は僕がどこまで来ているのか
知りたがることが多くある。
そのとき、簡単に位置情報を問い合わせたりできるのだ。
PHSにも位置情報機能があり、
その精度は、J-PHONEとは比べものにならないが、有料だ。

五限はゼミナールの説明だった。
そのとき、鞄をおくために教室に行ったのだが、
その教室では、彼女が1人で寝ていた。
…休み時間にすることがないのだろうか。
僕だけ残るわけにもいかないのでそのままその場を離れたが、
妙に気になってしまった。
もっともそれっきり、今ここで書くまで忘れていたが。

ゼミナールのあとは、
また友人のJ-SH52の説明書を読んでいた。
その友人が電話帳データの書き換えをしている横で
ずっといろいろ調べていたのだ。
性能として目新しいものは、実際はそれほど多くない。
それよりも、それまで増えていた機能の方に、
驚かされるものが多かった。
JAVAも、いつの間にこれほど進歩したのか、という印象を受けた。

ちなみにその友人は、
電話帳のグループ登録を、ずっとやり直していた。
電話帳のデータを写すとき、
コピーできたのは電話番号と名前だけで、
メールアドレスやグループ分けの情報などはコピーできなかったのだ。
その点、PHSより不便だ。
PHSは、大抵どこの店に行ってもコピー機が存在し、
かなり多くの情報をコピーすることができる。
しかも、そのコピーはほとんどのPHSに共通で搭載されているインタフェースである、
αDATAという端子を用いている。
ちなみに、そのインタフェースの詳細な仕様などは知らない。
通信速度は64kbpsだったと思うが。
ちなみにこの通信速度、帯域幅という呼ばれ方もするようだが、
実際にはすべての信号はすべての周波数領域に渡って存在する。
しかし、その99%は、その信号の仕様に定められた周波数領域から、
通信速度分だけ広がった周波数領域に存在することになる。
これが帯域幅と呼ばれる概念の正体らしい。
詳細はご自分で調べていただきたい。
内容についての保証は一切できない。

ゼミナールの説明は、
僕にとってはそれほど興味深いものはなかったが、
他の人にとってはなかなか重要な説明が多かったのではなかろうかと思う。
しかし、相変わらずすさまじい速さで帰っていたが。
いつもそうなのだが、僕が筆記用具を一通り鞄にしまって、
フッと後ろを振り向いたときには、
友人以外のほとんどの人は帰ってしまっている。
いったい、どうしてそれほどまでに早く帰れるのか、不思議でならない。
僕が筆記用具を片づける速度は決して速くはないが、
それでも、30秒はかかっていないはずだ。
それだけの時間で、50名の学生がほとんどいなくなってしまうのだから
これは驚くべきことだ。
おそらく、講義が終了する以前から片づけを開始し、
終了した瞬間に帰れるようにしているのだと思うが。
そんなに急いで、どこへ行こうというのだろう?

ちなみに、その携帯電話の説明書を読んだあとは、
その友人と牛丼屋に行って夕食を取って、
そのまま、そこから一番近かった地下鉄を利用して帰った。
牛丼が夕食とは我ながら貧相な食事だが、
まあ、たまにはこういうのも仕方がないだろう。
今日、少し遊んだら財布の中身が空っぽになってしまった。
金銭的に、極めて厳しい状況にあるのだ。

それが、昨日一日、やったことだ。
そのあとは、例のごとくRagnarokをやっていた。
ちなみに、寝たのは8時頃だった。
おかげで、ひどく眠いのだが…。

2002/10/13 0:49


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