2002年10月10日(木) |
フランス語のみの一日 |
2002/10/11 3:06 1749字 大したことはなかったし、昨日の日記に 一時間半もかけてしまったので、 こっちは短めにすることにする。 そうしなければ、睡眠時間がどんどん減ってしまう…。
今日は、題名にもあるように、 フランス語の講義が一つあっただけだった。 それ以外にも二つ、講義があるはずだったのだが、 どちらも休講になってしまったのだ。 一限は知らないが、二限は教官が学会に行ってしまったためだ。
その教官、僕の指導教官になっている。 そして、今週の月曜日に成績表が発行され、 月曜日と火曜日はその教官に会えなかった。 昨日、受け取ることができなかったら、 成績表を受け取るのは来週になってしまったかもしれないのだ。 その学会は神戸であるらしいので、 木曜日に行って金曜日に帰ってくることは、 常識的に考えて、ないと思われるからだ。
今日は、昨日書いた人にも彼女にも、 会うことはできなかった。 まじめな彼女のことだから、こんな日でも、 きっと大学に来ていたに違いない。 図書館に顔でも出していけばよかったかもしれない。 ちょうど、本を返さなければならなかったし。 と言っても、3冊あるうち、1冊だけ返すというのもどうかと思うが。 1冊はまだ読んでいる途中で、もう1冊は弟に又貸ししてしまった。
借りた本は、反物質に関する本と、 メカトロニクスに関する本、そして、インテリジェントマテリアルと呼ばれる 物質に関する本だ。
特に書くことのない日なので、これらについて述べることにする。 反物質に関する本は、 ノーベル賞を受賞した小柴名誉教授の研究テーマのような話だ。 素粒子について延々と述べられている。 と言っても、文庫本サイズに納められているので、 この系統の本としては恐ろしくないようが少ないのだと思うが。 CP対象性の乱れという現象が存在し、 それが、現在の宇宙を形作る根幹になっているのかもしれないという話が メインテーマだった気がする。 簡単に言えば、物質と反物質は、 単純に電荷が反対の物質ではないということだ。 反物質の方が微妙に軽いために、 物質が優勢になったのが現在の宇宙らしいのだ。 無数にあった物質と反物質のほとんどは対消滅で光子と貸し、 ほんのわずかな物質が、今の宇宙を構成している。 宇宙はなにも存在しないように見えるが、 光子のガスが充満しているような状況らしい。 だから、宇宙の彼方からでも光が届くのだろうか。
メカトロニクスの本は、 日常生活の中に使われている様々なメカトロニクスを、 実例を使って説明している本だ。 一つ一つの説明を短くまとめ、 実に多くのテーマについて述べている。 あえてメインといえるテーマはなかったが、 遊星歯車機構についての説明は、 分量的に多かった気がする。
インテリジェント・マテリアルは、 それ自体が自己修復、自己診断を行える物質を指す。 コンクリートに代わって使われる物質で、 電気を流すと亀裂の存在が分かる物質などがそれに当たる。 機構の複雑化をとどめる切り札となりうる物質だが、 どうも理想論に走りすぎているような印象を受けた。 それができれば苦労はない、という感じだ。 なんせ、上記の機能だけでなく、 情報処理機能やメンテナンス性まで持たせようというのだ。 眠くて詳しい話は思い出せない。 だいたいこんな話だったと思う。
昨日書いた女性は、 フランス語の講義には出席しなかった。 アルバイトを入れてしまったと言っていた。 その話は、彼女の友人も知らなかったように見えた。 僕だけが知っている話。 くだらないが、それでもうれしく感じる。 脳構造が単純なのだろう。
ちなみにそのフランス語なのだが、 科目名はフランス語会話(2)というものだ。 その名に違わず、本当に会話をする。 店でのシミュレーションをやることになってしまった。 Bonjour, Monsieur. Le journal s’il vous plait. …などとやっていくのだ。 ちなみに、このフランス語が合っているのかどうかは知らない。 講義で扱ったのとは、少し違う文章だ。 確か雑誌や新聞などが出てきていたが、 その名前は忘れてしまった。 フランスでは割と著名なものばかりだったらしい。 僕は全然知らなかったが。
ああ、もう4時になる。 とっとと寝なければ…。 結局、ラグナロクをやらなくても遅くなるようだ…。
2002/10/11 3:45
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