2002/10/01 22:54 文字数 4021字 今日は、久しぶりにLibrettoで日記を書いている。 デスクトップの方は弟が使っているのだ。 この小さなキーボードは相変わらず、なんか楽しい。 さんざん小説を書いていたおかげで書き慣れているし。
文字数を表示しようと思っていたが、 今日はワードパッドを使っているので文字のカウントができない。 今度、機会を見てLibrettoにもWordを入れようと思うが…。
今日は、後期の講義が始まった。 その最初を飾るはずだったのは計算物理学。 僕は、物理学はかなり苦手なので、 相当気合いを入れて臨んだ。 …しかし、その気合いを空回りさせるくらい人がいなかった。 とりあえず、彼女がいたから、 あとの人がいようがいまいがどうでも良かったのだが。
それで、彼女と話しながらずっと待っていたのだが、 待てど暮らせど先生が来ない。 そうやっているうち、休講という噂が流れ始めた。 結論から言ってしまえば、 この計算物理学を始め、商船システム工学課程の人たちと 一緒に受ける講義はすべて、 商船システム工学課程の人たちが 乗船実習ということで船に乗っている間、ずっと休講なのだ。 彼らは10月の間は船の上なのだ。
そのまま、その教室でしばらく話をしていた。 昨日、写真の話を少し書いたが、 その日記を読んだからなのかどうなのか、 友人がうまくデジカメを使う雰囲気に仕立て上げ、 彼女の写真を数枚撮ってくれた。 僕の写真は少しぶれていたが、 僕の写真なんて、心の底からどうでもいい。 彼女の写真がちゃんと撮れていたことが重要だ。 さすがに、無圧縮の高解像度ではなかったが、 初めて僕のデジカメを使う人間に、 そこまで要求するのは酷というものだろう。 ただまあ、ファイルサイズは70KB程度だから、 まあ、画質もその程度だと思ってもらえばいい。 まともに撮ればその10倍程度のファイルサイズにはなるから、 最高画質と比べると、だいぶ落ちると言っていい。 それでも、しっかり彼女の顔が写っていた。
その時、その写真を撮っていた友人が、 いきなり僕の財布から10000円を抜き取り、 このお金と彼女と、どちらが大事かと言いだした。 もちろん、考えるまでもなく彼女の方が大事に決まっているが、 僕はお金と答えた。 その時は照れくさかったからなのだが、 それで良かったと思っている。 そうでもないと、あとでうるさいことになるからだ。
そのあと、成績を確認した。 そのときは、なんの成績も出ていなかった。 それから、彼女と別れ、学食で昼食を摂った。 確か、天ぷらうどんを食べたはずだ。 上に書いたように、余計なことを言わないよう細心の注意を払ったにもかかわらず、 学食に行く途中、やっぱり余計なことを言われた。 …どうすべきかな。これは。
昼食のあと、2泊程度の旅行に出かけるという話になった。 正直言って、その出費は結構痛いのだが、 もうあまり長くない大学生活、思い出の一つや二つ、作ってもいいだろう。 山道で紅葉が見られて、それなりにドライブが楽しめる場所。 どの辺だろうか…? 距離的に見ると、長野県あたりになるだろうか。 問題は方角だ。どこに行けばいいのだろう? まあ、そのうちなるようになるだろう。 どうしても決まらなければやめればいいのだ。 大学の課題じゃあるまいし、無理してやる必要はない。
午後から、本格的に講義が始まった。 国際交通経済学、国際マーケティング論、流通情報工学演習だ。 3限と4限は同じ教官が担当しているのだが、 4限の時だけ彼女がいたせいか、途中で飲んだアクエリアスのせいか、 4限の方が集中できた気がする。
国際交通経済学は、 狭義で言えば、国際的な交通を経済学的に分析する学問ということになる。 日本で言えば、それは海運と航空以外にあり得ない。 もう少し考えると、国ごとに法律や経済的事情が異なるのだから、 それらを比較、検討する必要性が生じる。 このようなものも国際交通経済学の分野になるらしい。 話としてはこのような感じだ。 初回なので、イントロダクションだけだった。 ただ、少々おもしろい話があって、前半部分は上に書いたような講義らしいのだが、 後半には、少々具体的な話に入り、 その内容について僕たちが調査し、発表することになるらしい。 多少手間がかかりそうだが、おもしろそうだ。 実際に調査したら、この日記に載せるかも知れない。
国際マーケティング論は、マーケティングの話はほとんど扱わないらしい。 所有戦略、広告戦略など、いくつかの戦略で構成される、 というような話はあったが…。 メインは、国際的な経済の問題だ。 上記の国際交通経済学は基本的に交通サービスのみを考えているのに対して、 これはもっと広く扱っているようだ。 他にも何かあった気がしたが、忘れた。 調べようかと思ったが、そんなことをしていては寝不足になるのでやめることにする。
友人はこの教官の講義が非常に好きだと言っているが、 僕は、良くも悪くもないと思う。 特に興味のある内容でもないし、しゃべり方は非常に単調で眠くなるし…。 ただ、普通におもしろい内容ではあるが。 大学の専門科目は、どれを取ってもおもしろいことは確かだ。
5限の流通情報工学演習は、 各教官が定めた問題を実際に解くというもののようだ。 最初のテーマは、配送センターの設置の問題。 供給を増やす際、配送センターをどのように増やせばよいかを考えるのだ。 まだ他にも課題があった気がする。 このようなペースで4つの問題を、4回の講義時間で考える。 最後の1回で発表を行うようだ。 残りの10回は、教官が替わるのでどのようなやり方をするのかは 皆目見当もつかない。 ちなみに、少し残って話し合って、 2問目までを解くことができた。 …最適解ではなかったようだが。 11時頃友人からメールが来て、解けたと言っていた。 家に帰っても演習問題をやっているなんて、なんてまじめな友人なんだ。 このような友人がいて、極めて幸運だ。 …肝心、かどうかは知らないが、 とにかく、彼女の方はやる気を失っていたが。 大学に失望したのかも知れない。十分にあり得ることだ。
演習のあと、外を見たらすさまじいことになっていた。 僕の大学は東京にあるのだが、 この日は、台風21号が関東地方に直撃したのだ。 母から電話が来て、いつも使っている電車の特急が止まったと ニュースで放映されたと言っていた。 これはもしかしたら運休するかも知れない、と不安になった。
そのとき、彼女の友人から彼女へメールが来て、 やはり僕がいつも使っている電車が止まったと書いてあった。 僕は、さらに不安を煽られてしまった。 …ちなみに、結果から言えば、多少遅れてはいたが、 別に止まってはいなかった。 それよりも、京葉線が問題だった。 僕たちが乗ったときはまだ動いていたが、 その後、全線が運休してしまったらしい。 さすが京葉線、風に弱い…。
風と言えば、せっかく治りかけていた風邪、 疲労するようなことばかりしたせいで、 若干悪化したようだ。 それでも、普通の人なら風邪とは言わないような状況だが。 多少頭が重いような気がする程度だ。
彼女は女友達と一緒にいたので、 東京駅に着いた時点で、僕は彼女とバラバラになった。 そのとき、友人も見失ってしまって、 結局、別の友人と中央線のホームに向かった。 その友人は赤羽に住んでいるとか言っていたので、 結局、中央線のホームには僕一人で向かった。
一応、普段彼女がどのあたりで電車に乗るかは知っているので そのあたりに行ってみたのだが、 まあ、東京駅の大混雑の中、 一度はぐれてしまった人にもう一度逢えるはずもない、 だいたい、彼女は先に行ってしまったに違いない、と思っていた。 そうしたらいきなり呼ばれた。 彼女が、ホームの真ん中に立っていたのだ。 雨のおかげで電車が遅れ、かなり混雑していたから、 乗る電車を遅らせていたらしい。 はぐれてしまったもう一人の友人は見あたらなかった。 場所は間違っていないはずだったのだが、 まあ、見あたらないものは仕方ないと思い、 座れるまで並んで待つことにした。 結局、最後までその友人は現れなかった。 アルバイトがあるとか言っていたので、先に行ってしまったのだろう。
前も彼女と2人の時に止まった場所で、 今日も中央線は止まってくれた。 JRはきっと、僕の味方に違いない。 まあ、「よみうりランドに無料で入れる」とかいう ショーもない話しかしていなかったのだが。 まあ、話の内容なんて、この際どうでもいいのだ。 そう言えば、まだネットゲームにはまっていると言っていたな。 ネットゲーム…。 先輩もはまっているようだが、これは、人を迷わす麻薬のような代物ではなかろうか。 …と思っていたが、僕にはなにがおもしろいのか いまいち理解できなかった。 単調で、飽きる。 ちなみに、その先輩がやっているゲームは RagnarokというMMORPGで、 彼女が言っていたのはまったく違うものだ。 Yahooのゲームとか言っていたが…。 彼女がやっているゲームがどのようなものなのかは知らない。 Operaでも動作するのだろうか。
見に行ってみたが、 彼女が言っていたゲームが見あたらない…。 そもそも、彼女はなんて言っていたっけ…? 適当に入ってみたが、ダメだ…。 なにをやっているのかサッパリ分からない…。 明日にでも、また聞いてみるかな。
明日はどんな講義があるのだろう? 全然確認していない。 これでいいのだろうか…? まあ、なるようになる、ということで。 明日は雨、やむのだろうか。
後期はどうなっていくのだろうか。 演習とゼミナールは結構大変そうだし、 通常の講義にも、厳しい教官が再登場する。 必修の物流施設でさんざん苦しめてくれた教官だ。
まあ、なるようになるだろう。 とりあえず、眠いので寝ることにする。 この時間に眠くなるなんて…。 僕にしてはかなりの奇跡だ。 しかし、ディスプレイに吸い込まれる感触がある。 この感触があるときは、PCを使うとすばらしく調子がいいのだが。
2002/10/02 0:45
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