2002/7/10 23:59 僕は、声を失った。 あまりに突然のことだったので、ショックを隠せなかった。
朝、わざわざ朝食を抜いて、 急いで大学に向かって、早めに来る彼女と会うことができたのに、話ができない。 ちなみに、あまり引っ張ってもしょうがないので書いておくが、 ただの風邪なので、この症状は一過性のものと思われる。 まだ直っていないので言い切ることはできないが、 朝と比べると、今の時点ですでに好転の兆しが見えている。 まあ、それでもたぶん、3メートル以上離れた人と会話できる状態ではない。
今日は、4限に実験の授業があった。 次回の授業で、実験に参加したメンバー全員で 実験についてのプレゼンテーションをやることになっているので、 みんなでそのプレゼンテーションの内容について話し合う必要があった。 …話し合い。 それは、今日の僕にとって、 存在してはならない鬼門だった…。 なんせ、出席を確認する教官に返事をすることすらできなかったのだから。 いったい、どうしてここまで悪化したのだろう? やはり昨日、声が嗄れているのも構わずしゃべりまくったからだろうか。 明日は彼女に会う機会もないし、 ここは1つ、静かにしておくようにしよう。
ただ、ここで問題が…。 明日の4限には、フランス語会話が入っているのだ。 90分、ほとんどが会話の練習に費やされる講義だ。 会話の練習をするということは、必然的に発声を迫られる。 まあ、そんなに無理を要求されることはないと思うが。
ちなみに、この実験の時、 声が嗄れて出せなくなっていた人がもう1人いた。 単なる偶然以外の何者でもないのだが、 それでも僕は、かなり親近感を感じてしまった。 そういう夏風邪が流行しているのだろうか。
この日記、レポートがたまっていても 毎日欠かさず書いていると、ぱどタウンの知人に指摘された。 確かに、その通りだ。 少なくとも、レポートは毎日欠かさず書いているわけではないので、 レポートよりこの日記を優先させてしまっていることになる。 ということは、この日記をいいわけにして、 レポートから逃げてしまっているのかも知れない。
ちなみに、さらにいいわけを重ねるわけではないが、 今日は一応、レポートを1つ、だいたい終わらせた。 これで、心おきなく日記を書けるというものだ。 まだまだレポートはたくさん残っているのだが。
それにしても、こうやっていきなり話せなくなると、 手話をやっておけば良かったとかなり切実に思う。 同じ症状に陥ったあの人はどう思っていたのだろう。 感想を聞いてみたいところだったが、 お互い話せないのではとても無理だ。 同じような苦境に陥っても話すらできない。 …これでいいのだろうか。
ちなみに、のどに痛みはほとんどない。 ただ、とにかく声が出ないだけだ。 電車の中のような人混みに入ると少し咳が出るが、 それほど大したことはない。
今日は台風が直撃する。 明日の朝あたりがピークだろうか。 果たして、京葉線はちゃんと走るのだろうか。 あの電車は強風が吹くとすぐに止まるから信用できない…。 まあ、高架を使っている以上、仕方ないとは言えるが。 小田急線も、高架を使っているということは 強風に弱くなったということなのだろうか。
いつの間にか、ユニクロで買った傘をなくしてしまったことに気づいた。 どうやら、コンビニに置き忘れでもしたようだ。 590円だが、高々1ヶ月程度しか使っていない。 実際に広げたのはほんの数回といったところだ。 これでは、とても元が取れたとは言えない。 もったいないことをしたものだ…。 鞄などはようやく置き忘れないようになったが、 普段持ち歩かないものはどうしても忘れてしまう。 雨の日にコンビニになど行かなければいいのだが…。
眠い…。 さすがに、風邪を引いても体調を崩した気分にはならないが、夜は眠くなる。 かえっていいことのような気もするが。
2002/7/10 0:46
|