Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年07月05日(金) ネット・アディクション

2002/7/5 22:20
ネット・アディクション。
ネットに対する依存症だ。
知人が日記に載せていた。
自分がそうなっているのかどうか、心配なのかも知れない。
僕だって心配だ。
インターネットを使わない日はないし、
毎日毎日日記を更新している。
毎日日記を書くことは、悪くないことだと思っていたが、
考えてみれば普通じゃないのかも知れない。

とりあえず、眠い。
睡眠不足の上に、風邪を引いている。
体が休息を要求している。

今日は、1限に出られなかった。
2時半までレポートを書いていたら、5時半には起きられなかったのだ。
あとの講義には全部参加した。
3限あたり、少し眠かったが。
さすがに体調が悪いとやや眠くなってしまうものらしい。

だが、その体調不良も、
昨日の夜がピークで、すでに回復しつつある。
どうやら、何とかは風邪を引かないということわざは事実らしい。
弟と母がそれぞれ一週間苦しんだ風邪だが、
どうやら僕は、1日でその風邪をおさらばできそうだ。
何とかでもはさみでもなんでも構わない。
健康の方がよっぽど大事だ。
ただ、少しのどが痛いが…。
嚥下すると痛みを生ずる。

今日の帰りは、たまたま会議に出席するという教官と
電車で一緒になった。
僕の方が後から行ったわけだから、
教官から見れば確信犯に見えたのかも知れない。
実際は、友人にけしかけられて追いかけたというのが真相なのだが…。
尊敬できる教官だが、本来なら、用もないのに追いかけるほどのことはない。

今日は、行きの電車で彼女と一緒になった。
すぐに気がついたのは僕が神経を集中していたせいなのかと思ったが、
冷静に見たらすぐに気づいた。
…サラリーマンばかりの中に薄紅色の服を着た人間がいたら
そりゃー、目立つわな。
他の人が着たら違和感を感じそうな服だが、それが実によく似合っていた。
…ような気がする。
ファッションのことは分からないのだが。

今日は、3限終了時くらいまで、何となく鬱だった。
普段がボルトの外れたような躁状態だから
たまにはそういうこともあっていいのかも知れないが、
どうしようもないほど自信を失っていた。
今は、少なくとも気分は良くも悪くもないが。
いったい、あの気分はなんだったんだろう?
とりあえず、3限の講義はそんなつまらない気分をかき消してくれる程度におもしろかった。
教師として優秀だという要素はあるだろう。
しかし、それ以上に話し方などが僕に合っている気がする。

台風の影響なのか、もう数日も前からずっと湿度が80%前後を推移している。
気温が上がるよりはマシだが、それでも、ずいぶん気分が悪い。
ただ、湿度が高いだけなら、扇風機が効果を発揮するのがいい。
本当に気温が上がると、扇風機を回しても生ぬるい風が届くだけになってしまう。

彼女のことをグダグダ書いても、
自分の中でどんどん幻を作り出していくだけで
ろくなコトにならないだろうから書くのをやめようと思ったのだが、
やはり2点ほど…。

1点目。ここ数日、何とも拭いきれなかった違和感の正体。
確信は持てないが、その原因は僕の方にあったようだ。
彼女に対してコンプレックスを感じているつもりでいたが、
あとから思い返してみると、その端々に彼女への優越感が見える。
正確に言えば、優越感を抱く要素など本来ないのだが、
僕は無意識のうちに、彼女に対して自分の優位性を示そうとしていたのだ。
だから、彼女の言葉が妙に挑戦的に感じたりしたのだ。
原因は彼女が女であることとか、背が低いこととか、
そういう、極めてどうでもいいことなのだと思う。
外見だとか、そんなことで僕は、彼女が下だというイメージを作ってしまったのだ。

2点目。今まで気づかなかったのが不思議なのだが、
考えてみれば、彼女から僕に話しかけてきたことは数えるほどしかない。
ほとんど毎日話しているにもかかわらず、である。
…こう考えると、ストーカーだとか言われるのも納得だ。
思い返してみると、昔の僕は人とのコミュニケーションなんて大嫌いだった。
知らない人と話す必要などないと思っていた。
まあ、今でも必要性でコミュニケーションを考えていることは変わりないが、
その必要性の基準は大きく変わった。
自分が楽しい、というただそれだけの理由で、
僕はコミュニケーションを試みるようになった。
そういう意味では、多少進歩したのかも知れない。
まあ、物事を感情的に判断しているという点で
後退しているとも言えるが。

ここで一番最初の話と絡むのだが、
僕が知らない人とのコミュニケーションに対して
それほど抵抗を感じなくなったのは、
間違いなくインターネットでの経験からだ。
チャット、コミュニティーサイト、ボトルメールなどを使って、
僕はネットの世界で多くの人と会話を楽しんだ。
今でも関係が続いている人はほとんどいないが…。
とにかく、それで僕は、
「知らない人でも同じ人間なんだ」という、極めて当たり前のことを
感覚的に、初めて実感できたのだ。

インターネットのコミュニケーションに関しては、
とにかく弊害が強く主張される。
しかし、それは否定はしないものの、
必ずしもデメリットばかりではないと思う。
僕のような事例は他にもあるだろうし、
要は節度を考えた利用ではないだろうか?

友人には、インターネットを楽しんでコミュニケーションを楽しんではいるが、
それでネットにのめり込んでいるとは、誰が見ても言えないような友人もいる。
まあ彼の場合、無制限でないISDNを使っているという要因も大きいだろうが。
彼はネットで知り合った人と何回か会ったりして、
いろいろと楽しんでいるという。
詳しいことは教えてくれないが。
まあ、個人情報に類することなのだろう。無理に聞き出す必要はない。

なんだか、また気分が妙に落ち込んできた。
風邪を引くと、鬱状態になりやすいものなのかも知れない。
まあ、たまにはこういうのもいい。
時々自分の無力さを思い知らないと、
自分がまともに生活していける能力を持たない人間だってコトを
忘れ去ってしまうから。

今日は「…」を使った量が比較的少ない。
いつもそうなのだが、眠くてつらいときの方が
自分の意志を強くはっきりと示せる。
それに、だからといって目が冴えているときの日記と比べて
それほどひどいことを書いているのかと言えば、そうでもない。
日記の内容がひどいのはいつも同じだ。

明日から、流通情報工学実験と…?
ああ、なんてコトだ。
期限の差し迫ったレポートは1つしかない。
こんなに余裕のある状況だったとは。
だったら、再来週提出のレポートもやらなければ。
多変量解析のレポートだ。

よかった…。
風邪を引いていても、この程度なら何とかなりそうだ。
やはり、状況は正しく把握しないと
ムダに焦ることになるな…。

2002/7/5 23:20


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