六本木ミニだより
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今日は「生きるのって苦しいぜ」という映画を2本見ました。 一つは「僕は妹に恋をする」。キワモノに感じているのにどうしてもひかれてしまう本能のままに行ってみたら、大当たりでした。「NANA」に続いて、こんなタフなもの読んでいるのか今の若い子は。でも、そのことに未来を感じているのは(彼女達は十分に頭がいい。昔の少女は、13、4の頃から源氏物語読んでたんだから)「金曜日」に書いたとおりです。 もう一本はマーティン・スコセッシが「インファナル・アフェア」をボストンのマフィア潜入捜査官に置き換えた「ディパーテッド」。 これは面白かった。スコセッシも、あと、もう「様」をつけないほうがいいレオ様もすごくはまっていました。来年のアカデミーは「父親たちの星条旗」に一票ですが、これもかなり良かった。 「インファナル・アフェア」とは「無間地獄」という仏教用語の英訳ですが、「ディパーテッド」もキリスト教用語で「死人(でも救われてない、というニュアンス)ということらしいです。
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