六本木ミニだより
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2006年11月01日(水) 仕事とおみやげ

 日曜日の法事でいただいたお菓子(叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)!)がたくさんあったので、原発事故を題材にした恋愛映画(!)『見えない雲』のグレゴール・シュニッツラー監督のインタビューにもって行きましたら、場がものすごく盛り上がりました。日本のお菓子はどういうものか、という話はもちろん、「法事」とは何か、という話にまで及んだからです。外国人監督や俳優は2〜3日しか日本にいないわけですし、何から観光したらいいかわからないわけです。しかも映画監督というのは人間観察が仕事であり本能みたいな人たちですから、こんな、日本の生活がかいまみえるギフトはきっと楽しかったことでしょう。今あらためて立場を逆にして考えてみてもそう思います。
 監督は「これ、日持ちするの? ドイツに持って帰ってもいい」とまでのたまう大ノリぶりでした。

 今まで「仕事のときは仕事!」と公私混同をしないようにけじめをしてきたつもりでした。が、これからは、外国からの映画監督や俳優の取材のときは、ちょっとした日本にギフトをもっていくのも悪くないなと思いました。いつも「これ、法事の引き出物なんです」というわけにもいきませんが(笑)。


石塚とも |MAILHomePage

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