六本木ミニだより
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2004年02月10日(火) 四川飯店で、父とランチ

■父が六本木にやって来た。「使わないから貸してやる」といわれてずっと使っていた大型プリンタが邪魔になったので、「どうする?」と聞いたら「ちょうどこちらで使いたいと思っていたところだ」という。それを引き取ってもらいつつ、六本木観光。我が家に来た8人目の人である。

■前から行ってみたかった、中華の鉄人・陳健一氏率いる四川飯店に誘った。
 おいしかったー。上品なお味で、今まで食べた中華のなかでベスト3に入るかも。3500円のコースで、前菜3品(青菜の湯葉包み、コーンド・タン、ピータン)、フカひれとえのきだけを使ったクリームスープ(これが絶品!)小龍包、タケノコの素揚げに唐辛子パウダーをまぶしたもの、紋甲イカとそら豆の炒めもの、エビのチリソース、チャーハンかおそば、超クリーミイな杏仁豆腐。

■最近すっかりご機嫌な私が、「せっかく来てくれたからご馳走するよ」といったら、血相変えて断られた。どうも、「お金を払う役」から降りちゃうと、自分の存在感が弱まる気がするらしい。

■その後、父の自宅で、パソコンとプリンタを設置し、マックの使い方を教える。
 我が家の場合にかぎった話なのかもしれないが、父親との会話はコンピュータを通してにかぎる。ほとんど接点がないので、何を話しても全然かみあわないのだが、パソコンの使い方を教えると、「ちゃんとコミュニケーションがとれた」という気になる。キーボードだけでなく、父親まで、「Ctrl+F」とかいう言語で動いているのかもしれない。

■「指導料と、新しいプリンタ代の足しに」と、小遣いまでくれた(もらった)。「お父さん、お金使わないと『生きている』という気がしないんでしょ」といったら、「そうかもしれない」といって、笑っていた。

ゴディバのチョコレートまでもらった


石塚とも |MAILHomePage

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