六本木ミニだより
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2003年12月27日(土) 引っ越して、最初に縫ったもの。

■それは、カーテンのライナーです。


■私は遮光カーテンが好きじゃない。真っ暗な部屋からカーテンを開けて、「ぎゃっ」と思うと、毎朝瞳孔に拷問を与えているような気分になる。それに、無印の麻混ベージュのが気に入って(ファブリックのカタログに出ているやつ)これで頼もう! と決めていたのだけど、これは遮光じゃないし。

■しかし、これだけでは窓からの冷気を防ぎきれない。窓から1メートルぐらいのところにベッドを置いていて、ごろごろしながら庭の植木を見るのはまことに気分がいいのだが、とにかく寒い。そういうわけで、古シーツをたっぷり使って2枚がさねのライナーにしました。



■作り方が分からなくて東急ハンズで相談したら、「テープ使うより、フックの間隔を測ってボタン穴をあける方がいいですよ」と教えてもらったのに、間隔を測るのとボタン穴をあけるのが面倒くさくていったんテープを買ってしまった(だってそうすれば直線縫い2本ですむと思ったんだもん)。でも、結局テープについたフックを差し込むところの間隔がうまくあわなくて(意味わかります?)もう一度やり直しに。おかげでたったこれだけのことに5時間ぐらいかかってしまったよ。

■しかし、ライナーと重ねたカーテンをかけたとたん、「ばしゅっ」と冷気が遮断されるのがわかった。おお、大成功。やったかいがあって、良かった。

■それにしても、これだけ単純なことが、実は職業用ミシンじゃないと厳しいことんだよなあ、と実感する。2枚重ねた天竺を三つ折縫いするということは、布が最低6枚重なっているわけで、途中ではいであるから、そこは各2枚ずつ重なるので10枚分、さらに、段差も結構ある。ミシン、もってこようかどうしようかずいぶん悩んだんだけど、もうしばらく、一緒に暮らそうかい(うん)。 何だ? 今の声は。


石塚とも |MAILHomePage

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