| 2006年05月01日(月) |
「水俣病公式確認50年」 |
水俣病公式確認50年にあたり、犠牲者慰霊式(5月1日)が行われた。式において小池百合子環境大臣が被害者に対して謝罪を行ったが、結局小泉純一郎首相の参列はなかった。これまでも慰霊式に首相が参列した例はない。だが、水俣病関西訴訟最高裁判決(04年10月)で国の責任が認められ、しかも公式発見50年という節目の年である。小泉首相に水俣に来てほしいと願うのは、被害者のみならず地元の素朴な思いであろう。 「公害問題の原点」などとも言われる「水俣病問題」だが、実のところは「地方の一地域で起きた不幸な出来事」ぐらいの認識でとらえられ、黙殺され続けたのではなかろうか。しかし、同じような過ちが繰り返されぬ保証はなく、次なる被害者は自分自身かもしれないのだ。 ニュースで報道された小池環境大臣の謝罪の言葉が空々しく聞こえてしまうのは、たぶん私だけではあるまい。
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