夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2004年10月31日(日) プロレス的感動

 今日は、昼夜続けて2つのプロレス興行を観てきた。ひとつは女子プロレス「我闘姑娘(がとうくーにゃん)」旗揚げ興行、もうひとつは「全日本プロレス・武藤敬司20周年記念興行」だ。

 まず、「全日プロレス両国大会」。今回のメインは、武藤敬司・三沢光晴組vs佐々木健介・馳浩組だが、ほぼ予想通りの展開で、最後は武藤が馳にフォール勝ちを収め、大団円を迎えた。やや予定調和的な部分も感じられたが、楽しく観戦することができた。
 でも、私の関心はもうひとつ別のところにもあった。70歳近いアブドーラ・ザ・ブッチャーが現役レスラーとして参戦、あの地獄突きや反則攻撃は健在だった。また、往年の超大物レスラー、スタン・ハンセン(彼の必殺技ウェスタン・ラリアートはかつて日本のマット界を震撼させた)がPWF会長として来場、リングにも上がり、元気な姿を見せていた。というわけで、昔からのプロレス・ファンにとってはこたえられない大会だった。

 さて、昼間観に行った「我闘姑娘」旗揚げ興行だが、これがとてもいい興行だった。
 「週刊ゴング」のなかに、「高橋李佳選手(中学1年生)のデビュー戦」という記事を見つけ、好奇心旺盛な私はノコノコと出掛けていったわけだ。プロレスを始めて間もない選手たちが中心の団体旗揚げ戦ということで、正直言ってあまり期待してはいなかったのだが・・・。思わず涙腺が緩み、涙が出そうなくらいに感動した。
 選手一人ひとりは決して強くはないが、出せる力を存分に出し合って、熱い熱い試合を繰り広げた。彼女たちの闘いにかける情熱は、一流選手にも決してひけをとらない。彼女たちは、いわばダイヤモンドの原石だね。
 零選手や高橋李佳選手が見せた空中戦は観客を魅了していたし、さくらえび☆きっず(小学生4人組)が元気美佐恵選手に挑んでいく姿は可愛らしかったし、他の選手たちのひたむきな闘いも素晴らしかった。そして、
こんな素晴らしい団体を作り上げた、さくらえみ選手には敬意を表したいくらいだ。
 で、感動ついでに詩を作ってしまったので、披露しよう。題して「疾走する夏・我闘姑娘篇」。

  10月31日、新木場 1st Ring
  秋ゆく街で ここだけがなぜか夏なのだ

  照りつける日ざしのなか
  君たちは 四角いジャングルを駆けめぐる
  全身からあふれ出る闘志
  君たちの鼓動が 灼熱の大地を揺るがしている

  額に光る汗
  両の目にひときわ輝く宝石

  一瞬に通り過ぎる季節のなかで
  今こそ 君たちが光り輝く時なのだ

 とてもとてもいい休日であった。


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