| 2004年04月24日(土) |
2日続きの「舞踏劇」 |
「劇団pHー7」の舞踏劇『澱の匂い』を2日続けて観た。昨夜は上手(かみて)の方に、今夜は下手(しもて)の方に座って観劇。 今回の作品、私の好みにすごく合っていたこともあるが、いつも以上に役者全員が輝いて見えた。「アングラ版・『千と千尋の神隠し』」「シンクロナイズド・スイミング・暗黒舞踏ヴァージョン」「pHー7の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』」などと、勝手に評している。 H・アール・カオスのダンス・テクニックには及ばないものの、独特の美意識に貫かれた濃密な演劇空間を見事に創り出していたという点において、どこに出しても恥ずかしくないと思う。作品的にとても素晴らしかっただけに、観客動員が少ないのは残念でならない。作品の質に観客動員が比例するわけではない。でも、劇団存続のためには観客動員は不可欠な条件でもある。「pHー7」は20周年の節目にあたり、素晴らしい作品を生みだしたが、劇団にとってアキレス腱ともいうべき観客動員に課題を残した。 私もいつかまた「pHー7」の舞台に立ちたいと思ってはいるのだが・・・。
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