| 2004年03月14日(日) |
能と華道のコラボレーション |
今日、(アテネ・オリンピック日本代表選考レースでもある)名古屋国際女子マラソンが開催され、熾烈を極めた女たちの闘いが展開された。結果は、ご存知のとおり、土佐礼子選手が見事優勝を勝ち取った。
さて、私は今日、名古屋能楽堂まで橋岡會による能『楊貴妃』を観に行ってきた。 まずは、一調『山姥』。一調とは、大鼓(おおつづみ。「太鼓・たいこ」ではありませんので、お間違いなく)と謡い手とが互いの力量をぶつけ合い、能の一部を演奏する、というもの。能とはひと味違うが、緊迫感があり、とても面白かった。 そして、次は華道家・仮屋崎省吾が能舞台の前に花を活けて、まさしく舞台に華を添えた。 後半は、能『楊貴妃』。能装束には究極の染物「一竹辻が花」(故・久保田一竹が編み出した)が用いられた。肝心の舞台のほうだが、いまひとつ響いてくるものが少なく感動が薄かった。仮屋崎さんや「一竹辻が花」に「主役の座」を奪われている、そんな印象を持ったね。本来「主役」であるべき「能」にもうちょっと迫力が欲しかった。
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