| 2004年02月07日(土) |
ピンク・フロイド・バレエ、H・アール・カオスetc. |
宿直明けの今日、ちょっとだけ自宅に寄ってから、東京へと出発した。またしても、東京観劇旅行だ。
まず、今日の1本目は、NHKホールにて3時開演の『ピンク・フロイド・バレエ』だ。ピンク・フロイドの音楽(一時期俺もピンク・フロイドにはまった)に乗せてのバレエの上演、ローラン・プティの振付で牧阿佐美バレエ団がステージを展開する。草刈民代、上野水香といった日本を代表するバレリーナも出演するということで、期待が高まる。 実際はどうか。確かに技術的なレベルの高さは感じたのだが、何か物足りなかった。ピンク・フロイドの音楽に拮抗するだけのバレエが観られなかった気がする。ローラン・プティの振付があまり好みではないということなのかもしれないけど。でも、群舞の振付は面白く感じられたし、公演のなかで群舞(『吹けよ風、呼べよ嵐』)はなかなか迫力があった。まあ、逆に言えば、ソリストの踊りはあまり印象に残らなかったわけで、それじゃまずいよね。俗っぽいことを言ってしまうと、チケット代1万3千円はちと高い気がした。
さて、公演後夕食を済ませて、世田谷パブリックシアターへと向かう。そこでH・アール・カオス公演『人工楽園』を観る。コンテンポラリー・ダンスの公演だね。 これがとにかく凄かった。面白いを通り越して、俺には<衝撃>だったね。 ダンス・テクニックの高さといい、力強く烈しい動きといい、官能性あふれる美的センスといい、奥深い物語性を感じさせる構成力・演出力といい、とにかく圧倒されっぱなしの70分だった。「他の追随を許さない」という言葉がふと頭に浮かんだ。H・アール・カオスのステージ、ぜひ体験してみてほしい(またしても俗っぽいことを言ってしまうが、チケット7千円がとても安く感じられた)。 こんなステージを観てしまうと、もう生半可な芝居やダンスは観られないよな。余韻に浸りながら、新宿・歌舞伎町のビジネスホテルへと向かった。
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