| 2004年02月08日(日) |
「KASANE」、女子格闘技etc. |
午後2時から下北沢・本多劇場で上演の、THEガジラ公演『KASANE』(鐘下辰男・作・演出)を観た。鶴屋南北の「かさね」をモチーフとした作品、そして若松武(かつて「天井桟敷」の役者でもあった)が出演するとのことで、ぜひ観てみたいと思っていた。 民間伝承としての「累(かさね)伝説」とそれに題材をとった南北の『かさね』、そのいずれにおいても語られることのなかった隠された真実があったのではないか。鐘下は『KASANE』のなかでそう問いかけ、日本の村落共同体の、日本社会の体質を追及しようとした。そこに「差別」や「戦争責任」などの問題も浮き彫りにされる。面白くはあったのだが、やや理屈っぽさが鼻につく感じがあってあと一工夫ほしいところだった。
終演後、急いで「ディファ有明」へと向かう。そこでは、女子格闘技イベント「ラブ・インパクト」が旗揚げ興行を行っている。 午後5時すぎに「ディファ」に到着、すでに「第3試合」まで進んでいた。 「第4試合」の「フルコンタクト空手マッチ」から観戦する。17歳の女子高生ファイター・小林由佳選手が松川敬子選手を判定で破った。勝利がコールされると、小林選手は試合中の真剣なまなざしとはうって変わって、あどけない表情に満面の笑みを浮かべた。 「第5試合」、セミ・ファイナルは、女子プロレスのAKINO選手と、2003年スマックガール・ミドル級チャンピオンの菊川夏子選手の一戦。1ラウンド51秒、AKINO選手の右ストレートが菊川選手にヒットし、KO勝利。総合格闘技って、ホントあっけなく終わってしまうんだよな。 さてさて、本日のメイン・イベントは、サンボ世界選手権銅メダル、総合格闘技負けなしの14連勝中という実績を持つしなしさとこ選手に、永易加代選手が挑む。1ラウンド3分17秒、しなし選手が腕ひしぎ逆十字固めを決め、永易選手を破る。これで連勝を15にまで伸ばしたわけだ。 その後、しなし選手の祝勝会場になだれ込み、ほろ酔い気分で新宿のビジネスホテルに戻っていった。 まだまだ発展途上の女子格闘技だが、しなし選手らの活躍とともに、どんどん盛り上がってくることを期待したい。
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