夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2003年12月22日(月) 今宵、ヌードの殿堂へ

 日中は部屋の片付け。少し片付いたけど、まだまだ先は長いね。要らなくなった本が沢山出てきたので、本を引き取ってもらおうと重い荷物抱えて鶴舞の古本屋に駆け込むが、「ほとんど買い取れない」とにべもない返答。しょうがなく、大須の「ブックオフ」で安く買い取ってもらう。それでも1,600円ほどにはなった。でも、そこからまた古本を2冊買っちまった。その後「吉野家」で夕食をすませ、自転車で家路を急ぐが、鶴舞劇場の前を通りかかり、はずみで入場してしまった。
 ストリップ小屋に入るのはまったく初めて。狭い小屋にお客は皆男性ばかり。まあ、ストリップというものが世の男性の性欲のはけぐちのひとつと考えられているわけで、女性には敷居が高かろう。「性の商品化」批判という難問も立ちはだかっている。フェミニストたちの主張にはうなずける部分もあるが、すべてが納得できるということばかりではない。
 確かに、ストリップを観に行く男性は、女性のハダカを見たいがために小屋まで足を運ぶのだろう。でも、ストリップの鑑賞のしかたというのは幾通りもあって、単に女性のハダカを見るというだけでなく、そのプロセスがいかに踊られ演じられるかということ、あるいはそれに対する観客(その多くは男性)の反応や劇場全体の雰囲気を感じるというのも面白い。踊り子によって個性もあって、つたない踊りながらアイドル路線で売り出しているとおぼしき女性もいれば、踊り自体に面白さを覚えた女性もいた。
 踊り子は、舞台と舞台から客席にせり出した回り舞台とで踊り、コスチュームを脱ぎ、観客の前に生身のハダカをさらけ出す。生身のハダカとそれに注がれる視線とがその場の空気を濃密にし、音響と照明がさらに効果を高める役割を果たす。
 むかしむかしアメノウズメが天の岩戸の前でエロティックな踊りを踊ったのが日本最古のストリップとも言われ、それが演劇あるいは芸能の起源とも言われている。そんなことを思いながらも、ステージで踊る踊り子を新鮮な思いでみつめていた。


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夏撃波 [MAIL]