| 2002年06月29日(土) |
ダンス・ダンス・ダンス |
今日は、ダンス公演を2本観てきた。
まずは、東文化小劇場で行われたコンテンポラリー・ダンス公演から。「ダンスと演劇、映像、音楽の融合した作品」とのことで期待して観にいった、水の上・草喰の会提携公演「真実の生活2002」。結論から言えば、ちょっと期待はずれだった。面白く感じられた部分も多かったが、全体的には散漫な印象があった。特にセリフのある部分が浮いた感じがあった。全体の構成からすると、無言劇(セリフなし)で表現したほうがむしろよかったのでは、と思った。
夕方からは、愛知県芸術劇場大ホールで、名鶴ひとみステージングダンス公演を観に行く。友人Nさんの娘さんも出演するというので、チケットをだいぶ前に購入していた。名鶴さんがタカラヅカ出身ということもあってか、タカラヅカみたいなステージだった。ジャズダンス系の公演は初めて観たわけだけど、理屈抜きで面白かった。ダンスをカッコよく見せるための演出のセンスを随所に感じた。舞台装置にもかなりおカネがかかっている感じがあって、オープニングから圧倒されるような仕掛けがなされていた。 私の隣の席にはNさんが座り、娘さんを指し示してくれるのだが、動きがスピーディーですぐに見失う。何しろステージ上に数十人が素早い動きで踊っているのは壮観だ。自分がもしあのステージで踊るとして、うーん、あの動きについていけそうにない。たとえ、ついていけたにしても、間違いなく何日かは寝込むね。 それから、大きな舞台で演じられるっていうのも、ちょっといいよね。おカネさえかければ、ホントいろんな演出ができてしまうよな。いろいろとイマジネーションを働かせながら、舞台を観ている私だった。
ダンス公演を観るのも楽しいけど、私も何か踊れるといいよな。役者の端くれとして、いろんな表現を貪欲に吸収していきたい。
|