カタルシス
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2006年11月04日(土)  君はどこにいるの? 

朝一くらいのタイミングでe+から宅急便が届きました その数6通
中身は分かっています すべて新感“染”のチケットです

市川染五郎が主演『朧の森に棲む鬼』

『リア王』をベースにしたという いのうえ歌舞伎で劇団☆新感線久々の新作です 染が主演の新感線だから「新感」 於・新橋演舞場1席1万2千円でございます 立て替え分があるとはいえ合計金額19万オーバーはちょっとやり過ぎたと思います… ウッカリ散財しております orz

⇒●朧の森に棲む鬼(松竹)

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本日は外出が夕方からだったので 午前中はのんびりTVなぞ見ながら優雅にティーブランチ 昼頃妹が出掛けて行ってから3週間分溜めてしまっていた日曜朝のヒーロー番組を一気に消化しました
この時間帯の番組は30分キチキチに使っていて得した気分になります 普通のドラマとかって1時間番組と言いつつ正味45分くらいしかないのが当たり前でしょ? ゴールデンタイムのアニメなんかも20分なさそうな雰囲気ですもんね ジャンプ系は特にそんな気がする…(大して見てないくせに) その点でいくとこの時間帯は30分みっちりあるよ 特にライダーの方はEDも取っ払って本編をつづけてます 予告はありますけどね 実にシンプル
でも私の予想は 最終回までに話の収拾がつけられなくなるに3000点 要するに時間はあるだけ使ってしまうってことサ

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17:15待ち合わせで渋谷へ
本日唯一の用事はスー氏のライブです in 宇田川カフェSuites
彼的には3回目?の場所かな 私は1回行けなかったので今回が2回目 そして1回目のときダメ系のライブだったのが印象に良くない場所であったりします 店の場所分かりにくくて迷ったのとか 超混み合ってるのに前へ詰めないマナー知らずの客だとか 良くない記憶しかねぇ…
でも行けなかったときのライブはそれなりに良かったみたいなので ここと彼の相性が悪いわけではないんだと思います(思いたい) 是非とも今日で挽回してもらいましょう

今日は愛知の友人が来る日です ちょっと久しぶり?
彼女はこの日を楽しみにしていたようで ブーツを新調したりお土産を持って来ていたりとワクワク感が伝わってくるくらいの様子 「祐樹と一緒に写真が撮りたい」と言っていたので「カメラマンは任せろ!」と安請け合いしたワタクシ ややや デジカメくらいちゃんと使えましてよ!(`.´)-3

前回超満員だったことを話していたので「前の方で座って見たい」という彼女のリクエストに従い 珍しく開場前に現地入りし店の前に着いたのは17時半くらいでした ライブは18時開場半開演です 半端に時間が余っていましたが 会場の店はカフェなのにカフェを解放しておらず 他の場所に行くには時間がないと判断した我々は そのまま店の前で待機することにしました 程なくして別の常連さんも到着し3人でよもやま話など〜

開場してすぐに入店 最前左側ソファを確保した友人はやっと一息
私は空いてる右側の最前列ではなく 左側の2つ目のソファに陣取りました 劇小じゃないですが気恥ずかしい近さだったので最前列は避けてしまった(^^;)ゞ 特に今回は散々見知った相手ですからして

予約してあったチケットを引き替えの際 オモチャのチップを「ドリンクチケットです」と渡されたのですが 見たら2枚重なっておりまして 他の皆に聞いてみたら普通は1枚だけみたいだったので あらラッキー♪な気分 早速1つをアイスピーチティーに交換 徐々に客が入る中 さほど押すことなく開演となりました 1人目の演奏が始まります

我らがスー氏は本日2番手だったので次に控えているわけですが 目撃報告によると「ビールを飲んでいた」らしいので ちょっぴり不安が過ぎりました
そうこうしているうちにスー氏の出番がやってきます 彼の時間に合わせて来た友人とも合流し 前のソファに座る友人たちは録画用の三脚を立て 手には録音レコーダー 聴く側のこちらは準備万端です!

プラッと出て来てステージの椅子に座ったスー氏 軽くつま弾いた旋律ですぐに『アンダルシア〜』だと判りました ううーん 個人的には微妙な曲なんだよな(苦笑)と思って聴いていたら 何だか歌詞が飛んでるような? ん?気のせい??

取り敢えずセットリスト
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1)アンダルシアに憧れて
2)夢のハイビスカス
3)彼女は
4)ボツ曲(冬の歌。SB時代ピアノで作ったらしい)
5)ボツ曲(テンポの良い明るい感じの歌)
6)落とし穴しかない場所
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…全体的にMCがユラユラしてました 何か言おうとして喋り出したけど 言おうとしたこと忘れちゃったとか そんな感じ
曲順がわからなくなってマネージャーが慌ててリストを渡すとか 演奏中に落としたピックが見つからなくて結局お客さんに借してもらったとか おいおいおい?ってな状態で 目つきは虚ろだわ変な汗かいてるわ 体調でも悪いんかいな? でも出番前にビール飲んでたらしいしなぁ…(´△`;)

2列目で見ていた自分は正直いたまれない気分でした

こんな状態のときに目でも合った日には向こうがヘコむだろうと思って 無意識に下向いちゃったりしてた 最後の方で「何かサイテーだね今日 反省します」と自分で言い出してた辺りからも 彼のテンションの低さが伝わってしまって目のやり場や表情に困りました 顔が判別できる距離に座ったことを後悔した
そりゃ本人は当然ヘコんでいただろうけども こっちだって負けずにヘコんでたんじゃい! 空気が重かったわい!泣

そんな訳で終演後も話しかけるような雰囲気ではなく ツーショット写真を撮ろうと少しおめかしして来ていた友人は完全にメルトダウン 夜行の切符を既に持っていて「ライブ後は時間あるからゴハンとか付き合って〜」と言われていたのですが

「・・・もう新幹線で帰る 一人で夜行で帰る自信がない」

と言い出して ゴハンもそこそこに最終の新幹線に乗れるよう去って行きました ああう・・・ スー氏のヘコみも 彼女の落胆も どっちも解る手前 如何ともしがたかった・。orz

あまりの不調ぶりに常連さんたちは 彼の心配をしながらも「何にも触れない」姿勢を貫くようでしたが 私個人的にはこのまま放っておくのもどうかと思ったので 店を出る前に久しぶりにアンケートを書いて渡して来まして(マネージャーさんに)
ダメ出しをしてもさらに落ち込ませるだけと判っていたから そこにはあまり触れずにおいて 最近気になっている「飲酒」について少しだけ

「今度 アルコールを1滴も飲まずに 演奏してみてください 出番が終わったらいくら飲んでもいいと思うけんだど・・・ 1度でいいから試してみて」

あとは比較的良かった曲について「あれは良かったよ」と褒めておいた ちょっと無理やりだったけど「あれはダメだ!」と言える状態ではなかったんですよね 向こうもこっちも(苦笑)

店を出て 予定は早めて帰るという友人と一緒に慌しく食事(ラーメン)を済ませて 思いの外早い時間に電車に乗れてしまったので その車中でジコジコと携帯から事務所に宛てて長文メールを打ったりしてました

アンケートを出したあとで スー氏がどうも体調不調だったらしいことを聞いたので「アルコールの所為じゃなかったんですね」的な前言フォローと それでもやっぱり(お金をとっている)プロとして今日のライブはいかがなものかと マネージャーさんに宛ててやんわりダメ出しをした(マネージャー当人へのダメ出しも含む)
とにかく 皆がすごく応援していることと 良いライブを提供してくれさえすれば私は文句ないんだってことを 伝えようとして かなり力説した内容になっちゃったけど 正直自分でも「このメールウザ!」と思ったけど あのライブを見たあとじゃ このくらいやっても気が収まらないくらいだったんですよ

真意がどれだけ伝わるかなんてわからないけど
ただのイタイ客と思われてお終いなのかも知れないけど

あんなの勿体無いと思うんだ
すごい良い曲作るのに 良い詞を書いてるのに

もっといい顔で歌えるのに






何に迷っているのか悩んでいるのか それは彼の問題であって 我々が心配することとは違う どうせ訊いたところで「君たちには関係ない」ってスタンスを取るんだろうから訊くだけ無駄だし ぶっちゃけそんな気配をこちらに悟られるようなことではイカンとすら思う

踏み込ませるエリアと締め出す壁のバランスが半端なんだよ

甘えるなら全面的に来やがれ
そうでないなら一切甘えるな

スーさんの人間的に弱いところは生身な感じで好きだけど 我々には触れさせてもらえない部分だから あまり好きになっちゃイカンのだろうなーと思う 解ってるのかどうかアヤシイもんだけど こっちはこっちで一生懸命バランス取ろうと頑張ってるんだからさ
あんまり振り舞わしてくれるなヨ(苦笑)


サッサと持ち直して 早いとこ良いライブ聴かせてくれーッ!

 

『君はどこにいるの?』1991年/ロシア

 


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