カタルシス
DiaryINDEX|past|will
2002年06月22日(土) |
BAMBI → フライデーOh! Oh! |
|
待ちに待ったライブの日♪ 下北沢のBAMBIへ行って、その後吉祥寺のフライデーへとハシゴするハードスケジュールなのだ。どっちも聴きたかったので時間がズレてくれたことが非常に有り難かった。ちょっとくらいハードでも頑張れるもん!
そしてハードスケジュールに更にムチ打つワタクシめ、午前中に友人と映画の約束を入れていた。『少林サッカー/吹替版』(笑) この友人、前回連杰の『THE ONE』を観に行った時の私の香港電影師匠でござんす。本日は向こうの希望で大泉のマイカルシネマまで遠出することになった。東映撮影所の真ん前なので、休みの日でなかったらヒーロー番組の出演者がウロウロしてるんだそうだ。最近色々見てるから ちょっとドキドキしながら周りを気にしていたら「平日じゃなきゃいないよ」と友人に笑われてしまった。きゃ!
2回目なので吹替版にしたのだけれど、字幕とは翻訳が違っていて また別の面白さがあった。個人的には字幕の訳のニュアンスが好きだったけれど、子供が観て解りやすいようにしてあったんだろうね。主役の周星馳(チャウ・シンチー)の声が山寺宏一だったのも結構ウケたし。 劇中何度か「好!(ホゥ)」っていうかけ声?の部分が絶妙なタイミングで入るんだけど、吹替でも「よし!」ってナイスな勢いでしっかり入っていて、さすがは山寺〜♪ と細かい部分に喝采を送っていた。
友人は夕方から仕事が入っていたので、軽く茶をした後最寄りの駅まで車で送ってもらい そのまま下北沢を目指したので あ〜る。
下北沢で愛知から遠征しているKさんらと合流。この日はKさんのお友達2名(from.豊橋&from.浜松)がいらしてて初BAMBIとのこと。実は元々●゛ルームのお知り合いなんだけど、Kさんの地道なプッシュで興味を持ってくれていたらしい。たまたま明日彼らが出演する東京のライブイベントに参加する予定があったので、一日前押しで上京してくれたんだそうだ。何とも嬉しい話じゃあないか。(我々にとってはね/笑) 少し遅れてOさんと合流し、我々はごはんを済ませてから会場のgarageに向かった。
予定の時刻を10分ばかり押してBAMBIの登場。時間がギリギリだったので次の心配をしつつも、始まってしまったら途中で抜ける気なんて さらさらないので、フライデーの頭切れは覚悟していた。 「アンニョハセヨー」とフードを被ってスージーご挨拶。午後からスペインvs韓国戦をやってたんだよね、そんで韓国が勝ったの。ライブの出番は丁度セネガルvsトルコ戦が始まるくらいの時間だったから、きっとサッカー派のサンダーはそわそわしてただろうねぇ(笑)
BAMBIさん今日もステキにビリビリさせてくれました。フード被ったスージーもカッコ可愛くてGoodv しかーし! ドキドキわくわくのライブはあっという間に終わってしまった。イベントだったからか30分弱?うそ〜ん、短過ぎでしょ?! とガックリしながらもトイレに並びに行く私。 終わってすぐだったのでステージからの搬出作業をしているメンバーとすれ違った。スージーとモッティさんを軽い挨拶で流し、最後のサンダーさんにだけは「映画観た?」と声をかけた。通り過ぎながら「もちろん!」と見せる白い歯が眩しい(笑) やっぱ好きだわこの人。
楽しい時間はあっという間と言うけれど、実際にも短いんじゃ切ないの〜ぅ… などと考えてみて はたと気が付いた。…あれ、これならフライデーの出番 間に合うんじゃん? トイレを済ますと 慌てて次の会場へ向かう身支度を始めた。ドリンクを持て余しそうだったので、誰かにあげるつもりでビールに取り替えて外に出たらスージーがふらふら歩いているのを発見。ライブの後にスージーが姿を現すのって珍しいなぁ?と思いつつ、せっかくのチャンスなので即行で奇襲にかかった。ターゲット・ロックオン☆ 「スーさんこれあげる!」と半ば強引に押しつけて走り去ろうとしたら 「あー。ありがとぉ。」と、ちゃんとお礼が返ってきた。振り返ったらニッコニッコしながら手を振ってくれている。毎度のことながら律儀な人だなぁ。そういう人だって解っているのに、こんな人柄に触れる度ホッとするのは何でだろう? 遠巻きに見てるだけだと ちょっと近寄りがたいオーラ出てるから?って、思ってんのは私だけかも知れないや。 てっへへ。
そして頭の切替ボタンを押して、フライデーOh! Oh! の待つ吉祥寺曼荼羅へダッシュするのであった…
有志数人と吉祥寺の駅からバス通りを抜けるように走って行くと、曼荼羅の裏手に葛迫さんやタコさんがくつろいでいるのが見えた。通り過ぎながら「間に合った?!」と声をかけたら「おー、まだ大丈夫」との返事。どうやら彼らの演奏は初めから聴くことができそうだ。表に回ってお願いしていたチケットを引き替えようとしたら、 「ごめんなさい!前売り全部売れちゃいました」と受付の人に謝られてしまった。え、スゴイじゃん そうなの?ギリギリに来た私らもいけないし、仕方ないかな。差額ったって200円くらいだし…と話していたら、ボーカルのお兄さんが「本当申し訳ない これで当日券買って下さい」と言ってその場にいた人数分の前売り差額分をくれたので、正直言って驚いた。前売りを予約していたのだからなくなってしまったのは確かに失敗なんだけど、これってバンド側の自腹でしょ?ちゃんと謝ってもらったし、ってか謝るためにデスクに人がいたみたいな感じだったし。当日券でもライブ聴きたかったら入っちゃうしね。 それでもそこまでしてくれようとしている姿勢に感じ入ってしまって、ライブを観る前から 「無理したけど来て良かった〜…」とか思っちゃったヨ。 おこころざしは有り難く頂戴して満員御礼の曼荼羅へいざ出陣☆
…何が良かったって?全部よ全部! オリジナルメンバーでの演奏が今日で最後だってんで、ハシゴだ!ダッシュだ!って無茶苦茶して聴きに来たけれど、本当にその甲斐も有り余るくらいの素晴らしいステージだった。楽曲も厚みのある演奏もカッコイイし、本当に惚れてんな〜ぁって自覚できた。今さら遅い!って言われそうだけど(苦笑) ギターのマナさんが抜けてしまったらどうなっちゃうか ちょっと想像つかないけれど、頑張って新生フライデーに生まれ変わってくれたら良いな〜って思いながらサヨナラするしかないよね。
演奏後メンバーと少し話しをしていたら弟さん(ギターの靖彦さん)がファンを回っていて、こっちに来るぞ?と思ったら 「前売り足りなかった人いたみたいでごめんなさい。今日は来てくれてありがとう。」と頭を下げてきた。 「そんなの気にしてないですよー」「完売なんてスゴイよーおめでとうございましたー」「そんなことより今日のライブ超良かったよ!」云々、思い思いの言葉をかけたら テレたように笑って返事をしてくれて、それからまだ作業があったようで忙しそうに立ち回りながらも、人に声をかけられる度に「今日の前売り…」って謝っていたみたい。
後日メールでもお詫びのメッセージが届いた。
些細なことでもきちんとしたアフターケアが入るあたりに、彼らの心意気とプロフェッショナルさを感じて 音楽以外の部分もカッコイイ人達だなって思えた。
今後の活動を楽しみにしていよう♪
DiaryINDEX|past|will
|